2010年10月6日水曜日

東洋医学 おわりに・・・

陰陽の関係は
からだ・心
のみならず
生活など
森羅万象
全てに当てはまる
一つの
考えです。

陰陽が
争うと
どちらかが
優位となり
一方は
劣勢となります。

古典でも
夫婦関係で
比喩されます。

夫と妻は
シーソーの
様な関係で
どちらかが
得をすると
相手が
損をする。

しかし
相手を
尊重し
特徴を活かす事ができれば
重ね煮の様に
1+1=2以上
の働きが
生まれます。

からだや心のバランス
また
西洋医学と代替療法や
人間関係など
同じように思える事も
あります。

思っていました
以上に長くなり
ご観覧いただけた
全ての方に
お礼申し上げます。

医療業界に入り
20年。
東洋医学を
学び始め
15年という
全てを
語るには
短すぎ
また勉強不足なもので
言葉不足
不適切な表現も
見られたかと
思いますが
御容赦ください。

皆様の
勉強の
きっかけに
なれば
幸いです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

東洋医学124


最後に
陰陽の性質を
利用した
料理法を
ご紹介させていただきます。

陽の食べ物は
海草、きのこ、果実・実などは
発散性、上昇性が
強く

陰の食べ物
お肉類、根野菜などは
求心性、下降性が
強いです。

「重ね煮」という
方法で
調理しますと

陰陽の作用が
合わさり
美味しさが
増します。

また、
偏った
食物ばかりを
取らない
工夫でもあります。
参考文献
(美健ガイド社 わらの料理)

このように
からだ、だけでなく
心、人間関係
生活環境など
あらゆるところで
陰陽五行の
考えが
活かせると
思いますので

現代医学や科学で
理解できない時
何かに
行き詰った時
発想を転換したい時
など
お使いいただければと
思います。
有難うございました。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年10月3日日曜日

東洋医学123

生まれ持った
体質は
前回投稿の
「どこで生まれたか?」の他
「遺伝」
「生まれ持った氣の量」
「父母の生活習慣」
などの影響を受け
陰陽五行の
性質の特徴が
現れます。

弱いところにも
気をつけ
養生や
鍛えることも
大事ですが、

強いところは
無理に使う傾向があり
悪くなる事も
多く見受けられる
様に思います。

東洋医学④
添付画像を
ご参照ください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年10月1日金曜日

東洋医学122

陰陽のバランスを
取ることが
解決策であり
そのものの
性質に合った
バランスが
重要です。

例えば
北半球で
言いますと
赤道直下の方々は
熱の発散が重要です。

北極に近い方々は
熱を逃がさない
求心的な
体質でなくては
なりません。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月27日月曜日

東洋医学121

陰陽論

森羅万象の
全てを
陰と陽
分類し
陰の割合
陽の割合
捕らえる事で
理解や考察、展開など
できるように
考えられた
教えであります。

陰とは?
下降、静止、寒冷、求心性、受動的、消極的、影、内部、下部、水、蔵府など

陽とは?
上昇、動的、温熱、発散、能動的、積極的、日なた、外部、上部、氣、経絡など

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月24日金曜日

東洋医学120

動物性は
を作る
陰の性質
強いのですが
行動力、興奮など
陽の性質
強く
とても発散の多い
陽の食べ物
陰性(消耗)に働きます。

玄米や根野菜などは
(氣を集める)の食べ物で
陽性(エネルギー充実)に働きますが、
量が多いと
(発散性、過活動など)となり
陰性(消耗)に働きます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月22日水曜日

東洋医学119

医食同源
言われますが

例えば
バナナは
南の島(陽)
果物(陽)植物の1番先にあるため
(陰 根→幹→枝→葉→実 陽)
陽の中にある
陰の食べ物です。

食べると
氣を発散
冷やす性質がありますので
陰性の食べ物です。

動物性は
更に陽の食べ物で
陰性に働きます。

陽極まって
陰になるのです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月21日火曜日

東洋医学118

漢方薬は
五味(五行)の
性質を
複合的に
組み合わせ
処方されています。

高い山(陽)の動植物(陰)
海草(陰)や海の動植物(陽)

乾燥した地域(陽)の動植物(陰)
湿地(陰)の動植物(陽)

暑い、もしくは温かい地域(陽)の動植物(陰)
寒い地域(陰)の動植物

陽の場所には、陰の性質のものが多く
陰の場所には、陽の性質のものが多いです

また
植物(陰)か動物(陽)

動植物(陽)か鉱物(陰)などなど

陰陽五行を組み合わせ
湯液(漢方薬)は構成されています。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月18日土曜日

東洋医学117

内因なければ
 外邪入らず」
などと言われ
ストレスなどで
情緒が乱れないと
病になり難いです。

バカは風邪を引かない
と悪い意味でよく
使われますが
気に病む事や
考え事が少ないと
体を痛めにくいとも
思います。

宝飾(食べ過ぎ飲み過ぎ)は脾を傷り、

憤怒(不満怒り)は、気逆は肝を傷り、

過労 湿地は腎を傷り、

寒邪・冷飲(冷たい飲食物)は肺を傷り、

憂愁・思慮は心を傷り、

風雨寒暑は形(身体)を傷り、

恐懼(恐れかしこまる)は志を傷る

何事も
過ぎなければ
大丈夫です。

ストレスになるので
時には過ぎる
事もいいでしょう。

継続して
過ぎたりせず
休みながら
心身ともに
お使いください。

また
同じ方でも
年齢や体調で
変わりますので
お体に合わせて
お使いください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月16日木曜日

東洋医学116

・鹹味

鹹(カン)味は
腎水を養い
水分保持には
重要なのですが

取りすぎると
骨・筋肉・肌や血管に
悪影響があり
腎水
痛めます。
冷え、むくみ、
骨粗鬆症、高血圧など

相克関係(克する)の
心火に影響し
顔色が悪くなるなど
兆候が現れます。

腎病の時は
相克関係(克される)にある
脾土の甘味は、
脱毛など
悪化させます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月14日火曜日

東洋医学115

・辛味

辛味は
肺金を養い
氣が
流れ易くなり
ますが

取りすぎると
発散が強く
必要な氣を
消耗させるので、
肺金
痛めます。

氣の消耗は
抑鬱、精神衰弱
無気力
脱力感など
心身に影響を
及ぼします。

相克関係(克する)の
肝木に影響し
爪の変成などの
兆候が現れます。

肺病の時は
相克関係(克される)にある
心火の苦味は、
悪化させます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月13日月曜日

東洋医学114

・甘味

甘味は
脾土を養いますが
取りすぎると
脾土
痛めます。

脾土に
湿が多くなり
食欲過多・不振
胃の膨満感・張りなど
脾胃の症状が
現れます。

相克関係(克する)の
に影響し
毛が抜けるなどの
兆候が現れます。

脾病の時は
相克関係(克される)にある
肝木の酸味は、
悪化させます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月11日土曜日

東洋医学113

・苦味

苦味は
心火を養いますが
取りすぎると
心火
痛めます。

心火が過剰に
働き
動悸・胸苦しい

苦味により
陽(心火)が
極まり(活発になり過ぎる)
陰に転じると
水分代謝が
悪くなり
上半身の
むくみ
などとなります。

心病の時は
相克関係にある
腎水の鹹(塩からい)味は、
悪化させます。
体毛が抜けるなど
兆候です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月10日金曜日

東洋医学112

・酸味について

酸味は
肝木を養いますが
取りすぎると
肝木
痛めます。

よく
「酢は筋肉に良い」と
言われますが
筋(肝木)に水を
潤わせます。

取りすぎると
血が動かなくなり
では筋が疲れ舌がもつれるなど
返って
悪いです。

胃の悪い方など
虚弱な方には
安易に
おススメできません。

肝病の時は
相克関係にある
辛味は、
悪化させます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一 

2010年9月9日木曜日

東洋医学111


・ 飲食について

食べすぎ飲みすぎは
脾胃を痛めますが、

味により
影響を与える
五蔵が違います。

許容範囲では
となり
過ぎると
となります。

五行の
相克関係
影響があります。

酸・苦・甘・辛・鹹(塩からい)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月7日火曜日

東洋医学110

素問 宣明五気篇」に
五行に分類して
それぞれ
影響が出易い
疲労があります。

久しく視れば血を傷ける
心火の変動となります)

久しく臥すれば気を傷ける
肺金の変動となります)

久しく坐すれば肉を傷ける
脾土の変動となります)

久しく立てば骨を傷ける
腎水の変動となります)

久しく歩けば筋を傷ける
肝木の変動となります)

久しくとは
酷使するとか
使い続ける、
偏って使うなど
当てはめてください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月6日月曜日

東洋医学109

労倦(ロウケン)について

疲労のことです。
運動は適度であれば
脾土の働きが
良くなり
言うまでもなく
健康維持に
必要です。

本来、
人間や生き物は
まったく
動かなくては
生命維持に
支障が出る
陽性な存在です。

陽性が強い
人生の前半。
陽性が弱くなる
人生の後半。

個人個人の
体調など
考慮して
動く量は、
許容範囲
超えないように
調整し、
動けなくては
いけません。

また
動き過ぎて
陽が極まると陰
動けなくなるのも
いけません。

人生の後半。
病、お疲れが
見られるときには
お体にあった
セーブをしながら

「一生動ける」
体のために
バランスを心がけた
養生が重要です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一 

2010年9月4日土曜日

東洋医学108

・不内外因

不内外因とは?
内因でも
外因でもない
病の原因で

飲食、労働、休養、SEXなどの
過不足
が含まれ

現代で言う
生活習慣の問題など
です。

その他
外傷、虫刺されなどが
不内外因に
分類されます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月3日金曜日

東洋医学107

王様を怒らせる事ばかりしました。
床から起き上がろうとしなかった
王様は怒り狂い
この医者を殺してしまいました。
その後王様は、治癒したといいます・・・

医者はかわいそうですが、
悲、哀により
氣が消えていたのを
怒ることにより
(怒)と(悲哀)の
バランスを取ったのです。

全ての
心理的なことが
当てはまるとは
思いませんが、

落ち込んでいる人に
怒りと同じ木の性質
覇気を出させてみるとか、

しゃっくり()を止めるのに
 驚かす(
 コヨリでくしゃみ()をさせるなど
五行の相克関係による
対処法が
日常でも
伝えられています。

東洋医学の
バランスを取る
考えは
身体のみではなく
心も同じです。
(ちなみに森羅万象、全て同じです)

個性や素因
多少の偏りは
いいのですが、
過度に偏り
見られることは
心身にとって
健康とは
いえません。

氣・心・身体・環境など
その方にあった
バランスを
取る事が
東洋医学的な治療だと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年9月2日木曜日

東洋医学106


今までの
内因のお話は
「黄帝内経素問 挙痛論篇」を
参照しております。

「黄帝内経素問 陰陽応象大論篇」には

怒は肝を傷り、悲は怒に勝る
 木(怒) < 金(悲・憂)

喜は心を傷り、恐は喜に勝る
 火(喜) < 水(恐・驚)

思は脾を傷り、怒は思に勝る
 土(思) < 木(怒)

憂は肺を傷り、喜は憂に勝る
 金(悲・憂) < 火(喜)

恐は腎を傷り、思は恐に勝る
 水(恐・驚) < 土(思)

とあり
例えば
中国の逸話ですが
 ある王様が病に伏せていました。
 どんな医者も治す事が出来なかったのですが
 一人の医者が
「命の補償をして頂ければ治します」と
 治療にかかりました。
 その治療とは?

次回につづく

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年9月1日水曜日

東洋医学105

・ 驚、恐について

驚くと、氣は乱れる
 氣は乱れ、
 精神障害
 認知(記憶)障害など

恐れると、氣は下がる
 腎氣が動けなくなり
との交流が出来なくなる)
 のおへその下に
 氣を集める力が
 低下する為
 失禁、脱糞
 男性生殖器力の低下
 流産など

どちらも
一時的なものは
問題ありませんが、
長期に渡る
場合は要注意です。



驚・恐は腎水
性質を持つ
七情である為、
腎を傷めやすい
です。

腎虚になっていると
びっくりし易いです。
PTSD患者に
含まれていると
思われます。

お子様は
成長の過程で
腎が充実されて
いないので、
疲れなどにより
氣が減少すると
少しの事で
驚き易いです。

腎水
腎の陽氣である
心火との関係に
影響が
あります。
(東洋医学⑫~21参照)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月31日火曜日

東洋医学104

・ 悲、哀について

悲と、氣は消える
とは、心身ともに
上焦の氣(肺・心)の
めぐりが
悪くなり
氣が減少します。

氣が減少すると
要らない熱を
発散できない為

胸苦しくなり、
息切れ、
気力がなくなる
落ち込むなどの
反応がでます。

悲・哀は肺金
性質を持つ
七情である為、
肺を傷めやすい
です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月30日月曜日

東洋医学103

思について

思うと、氣は結ばれる
ので、心身ともに
紐が結ばれたように
硬く・動きが悪く
なります。

思うには
脳を使うという
意味も
あります。

度が過ぎなければ
問題ありません。

七情は
極端に
偏りがなければ
表現するべき
情緒です。

思は脾土
性質を持つ
七情である為、
脾を傷めやすい
です。
(東洋医学22~29参照)

胸がつかえる
食欲不振
便意のない便秘でお腹が張る
などの
症状が見られます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月28日土曜日

東洋医学102

喜について

喜ぶと、氣は緩む
ので、緊張感を
解消するのにとても良いです。

しかし、
ごくまれに
心火
不調に
なっていると
コントロールが
出来ない
笑は悪影響を
与える場合もあります。

これは
喜は心火
性質を持つ
七情である為、
心を傷めやすい
からです。

全身倦怠感、涙と尿漏れ
気が狂う
など
が見られます。

くわしくは
心火の投稿と
合わせて
ご覧ください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月27日金曜日

東洋医学101

怒り、イライラから
肝木を痛める場合もあれば、
体調が低下
イライラする
場合もあります。
生理時などもこれにあたります)

肝木に変動が
見られる反応として、

頭痛、のぼせ、目が赤くなる
 鼻血など血が上る事による出血


肝木の低下が脾土も低下させ
 未消化便、ゲップ、お腹が張る、少食
など

その他、すぐに
手を上げたくなる方は
脇の下に通る
胆経が縮んでいるのを
伸ばそうと
している兆候です。

精神のリラックスと
同時に
肝木の治療も有効です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一 

2010年8月26日木曜日

東洋医学100

怒について

怒ると氣は、上る
ので、
血圧上昇など
氣、血が
上部に偏ってしまいます。

これは
怒は肝木
性質を持つ
七情である為、
肝を傷めやすい
からです。

救急処置の
一つの方法として
下腹部に手を当て
腹式呼吸や
大腿部(太もも)の
内、外側を叩く。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月25日水曜日

東洋医学99

内因

情動の変化による
氣の消耗を
言います。

ストレスが
同じようにあっても
情動が
「どう影響されるか?」は
人それぞれです。

ストレスと
感じる
悪いイメージの
情動の変化だけではなく、
良い事
楽しい事も
含めます。

内因となる
情動の変化を
喜・怒・哀・悲・思・恐・驚とし
七情といいます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一 

2010年8月24日火曜日

東洋医学98

いつもと
お体の状態が
「違う?」と
感じられたら
お体からのメッセージですので、
冷やすと温める
偏り無く
体調に合わせた
バランスが大事です。

基本は、
どんな季節にも
対応できる事が
健康と
考えますが、
氣・血・水
いずれかが
「足りない」
「余っている」と
得意な季節
不得意な季節が
あります。

お体はいつも
同じでは
ありません


気候、ストレス、疲労、運動、食事などにより
変わることが
ありますので、
寒邪以外の
邪でも
お体からのメッセージ
に耳を傾けて頂ければ
と思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月23日月曜日

東洋医学97

陰の足らない方(お年寄り、病弱)や
陰の消耗が激しいお仕事の方
冷やす事が
養生となります。

陽が足らない方(冷え易い、疲れやすい、病弱、胃が弱い)は、
冷えない事が
養生となります。

陰陽ともに
足らない方
は、
冷やし過ぎず
汗をかき過ぎない。

大まかな体質は
直ぐには変わりませんが、

陽気の少ない方
夏場に運動をしたり
あまりに
暑さが続くことで、
熱がこもってしまったら
適度な
冷却も必要です。

陰の少ない方
冷やしすぎると
陽気不足となり
風邪を引いたり
寒邪で
筋肉が縮みますので、
寝違い、ギックリ腰、こむら返りなど
要注意です。
(特に夏場は陰を暑邪で陰を消耗していますので、
 冷房の影響や少し気温が下がる秋に入って筋肉の症状が多くなります)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月22日日曜日

東洋医学96

温度の低い
冬場
一番寒く寒邪の
影響が大きいのですが、
お体が一番冷え易い状態なのは
夏場です。

冬には
血管、皮膚、筋肉など
収縮して
熱を外へ
逃さない体
なっています。

対して夏は
熱を外へ
追い出すために
冬場とは逆に
熱を外へ
逃がし易い体
です。

暑邪、火邪の
投稿で
陰の消耗が
要注意!
といいましたが、
夏場の冷えは
度が過ぎる

陽気を奪いやすいですから
要注意です。

たくさん陽気のある方も
冷えた自覚がなく
冷えの症状がでる場合もあります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月21日土曜日

東洋医学95

 ・寒邪について

寒邪による
死者が多い為
三陰三陽論の投稿の折
(東洋医学72~83)
傷寒論が
著されたと
書きましたが、
暖房、住居の
不備な時代には
生死にかかわる
病でした。

寒邪は
氣(陽氣)を
衰えさせ


①体の守る力が
(体表のバリアー)
低下させる。

②体が冷えて
氣、血、津液とも
巡りが悪くなり
滞り
筋が縮まるので
痛みとなる

③直接、蔵府を
損傷する。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月20日金曜日

東洋医学94

大気が
乾燥していない
には
目立たなかった
(水分と精気)の
消耗
乾燥する
に影響が
現れる事が
あります。

例として
秋に
コンコンと
から咳
となり
陰が
回復するまで
続きます。

夏場の消耗を
早く回復させるために
休養が
重要です。

この証の
漢方薬は
「麦門湯(バクモントウ)」
ですが、
ちなみに
「麦」という文字は
「来」と
時代のどこかで
入れ替わった
らしいので
古文では
麦→来
来→麦
となります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月19日木曜日

東洋医学93

 ・燥邪について

乾燥する秋の氣
されます。

体内の
津液)を
消耗
口、鼻、喉の渇き
肌、頭髪に
潤いがなくなります。

肺金
(東洋医学⑧~⑪)
傷つけ
呼吸器を
痛めやすい。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年8月18日水曜日

東洋医学92

手足や顔の
むくみ


関節痛
 関節包という
 袋に水がある
 ので、
 湿邪に
 影響されると
 関節痛となる

脾土
影響が
大きい
(東洋医学22~29参照)

湿邪は
治りにくい為、
他の邪と
合わさると
しつこい
症状と
なります。

外からの
湿邪のように
脾胃が
弱る

水が
さばき切れずに
水が
停滞し
内湿
なります。

濡れた舌
なると
湿邪に
影響された
一つの
目安となります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月17日火曜日

東洋医学91

湿邪について

湿邪に影響されますと
だるさ」が
特徴です。

日本では
湿気が多い
梅雨

皮膚が濡れた状態も
(濡れたままのシャツなど)

湿邪に
影響されます。



青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月16日月曜日

東洋医学90

 ・暑邪について

火邪は、全ての
熱を含めた
熱性の邪
でしたが、
暑邪は
夏の暑さのみ
です。

火邪と同じく
汗が出過ぎる
渇く
赤ら顔
熱っぽい
脱力感

が出現します。

暑邪は
湿邪
結びつき易いです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月14日土曜日

東洋医学89

夏によくある症状
陰の消耗から
尿量が減少し色が濃くなる、
便秘、のどの渇き、
心身ともに疲労感

熱中症の症状
(火邪が強く内風のひどい状態)
筋肉の痙攣など

・鼻血、吐血、喀血、血尿、血便など
異常な出血

(東洋医学72~83参照)に
深く入ると
腫瘍、潰瘍になりやすい
ガンの一つの原因として
陰の消耗から
火邪が強くなり
起因となる
場合があります。
(陽極まって、陰(形)となる

生活習慣
(ストレス・疲労・運動過多
 活動力となる食べ物の摂取過多)など
 陰の消耗が激しく
 長年続けている方で、
 自律神経症状など
 検査ではでないけれども
 体調が悪い方は
 要注意です。
 
 青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

 

2010年8月13日金曜日

東洋医学88

火邪について

外部より
影響が出た
陰の消耗
起こす熱、火
の場合と、

陰の消耗が
激しく
内部よりの
原因から
起こる
火邪があります。

・胸から上の
症状が多く出現します。
歯茎の腫れ、口内炎
目の充血、赤ら顔、高熱

・心火に影響が
出ると
不眠、胸苦しい
躁状態、意識障害、もうろうとするなど

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年8月12日木曜日

東洋医学87

外邪ではない
風邪もあります。

ストレスや
肉体疲労により

血や水
東洋医学②参照
消耗して
陽(熱や活動力)と
陰(血水)の
バランス
くずれ
陽があまり
上に昇る
内風(ナイフウ)
となり、
めまい、肩こり
頭痛、のぼせなど
症状が出現します。

「陰が消耗すると
 内風になる」を
たとえると
キャンプファイヤーなどのおり
火がおこると
上に昇る
風が吹きます。

「火が強いと
 風が吹く」
と同じく
陰が弱り
陽の火が
強くなると
内風となります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月11日水曜日

東洋医学86

  ・風邪について
肝木の性質の外邪を
風邪といいます。
(東洋医学⑤⑥参照)

・陽の邪ですので上半身に症状が多いです
・まず表に入り、発熱、悪寒、汗など
・変化をしやすく、症状の移動、出現・消失をしやすい
・他の邪と結びつき易いので
 「風邪は百病の長」といわれます

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月10日火曜日

東洋医学85

・外因

体の外部から
悪影響を
与える「邪」です。
「六淫」
「外邪」
と呼びます。

風、湿、燥、暑、火、寒と
御座いますが、
気候、気温の
変化だけでなく
ウイルスや細菌なども
含まれます。

単独で
原因の時もあれば
複合して
いることも
あります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月9日月曜日

東洋医学84

病因論


外因(ガイイン)
外気や気候の影響など
  (風、湿、燥、暑、火、寒)

内因(ナイイン)
ストレスなどによる感情の変化
(喜、怒、悲,憂、思、恐、驚)

不内外因(フナイガイイン)
生活習慣の乱れや外傷など
(飲食、労倦=運動過多、房事=SEXなど)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月6日金曜日

東洋医学83

・二病、三病が
 同時に起こる
 事もあります。

 同時に起こり易い
 病は
 前回投稿の
 東洋医学82を
 ご参照ください。

 赤色の線(陰陽関係)
 青色の線(三陰三陽)
 で表しております。

 また
 外感熱病で
 インフルエンザなど
 急激な風邪は
 温病(ウンビョウ)と
 呼ばれます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年8月5日木曜日

東洋医学82


三陰三陽論の
考えは必ず
順番通りに
経過するわけでは
ありません



・例えば
初めから陰から始まる
事なども
あります。

・太陰から太陰へ
少陽から少陰へ
など
陰陽の関係へ
移行する場合も
あります。

・正氣が
回復してくると
三陰三陽の順番を
逆に移行
する場合も
あります。


青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年8月4日水曜日

東洋医学81

三陰三陽は
張仲景(チョウチュウケイ)という方が
書した
傷寒論(ショウカンロン)からの
考えです。

風邪などの
外感熱病
(気候の変化や細菌・ウイルス性など
 外部からの影響の病)
により
たくさんの方が
亡くなる事が
多く
外感熱病
について述べた書物です。

しかし、
外感熱病
以外でも
参考になる
考えです。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年8月3日火曜日

東洋医学80

 ・厥陰病

・胸の症状(痛み、熱感など)

・空腹なのに食欲不振

・嘔吐

・下痢

・口渇、多飲多食、多尿
消渇(ショウカツ)といいます


少陰と同じく
死ということもあります。

しかし
「陰極まれば陽になる」
病の最終段階であり
厥陰病が経過してゆくと
好転する
場合もあります。

肝と腎の陽氣が
衰退したり
盛り返したり
の状態です。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年8月2日月曜日

東洋医学79

 ・少陰病

・四肢の冷え

・消化仕切れていない下痢

・精神落ち込み

・好眠(ずっと寝ていたい)

・脉が細い

腎と心の氣がとなります。

腎水と心火ですので、
最もに係わります。
(東洋医学⑫~21参照)

心火は命の
火そのものですので
(火、熱、温などは
必要なもの不必要なものを
含めたエネルギー源を表します)
心身ともに低下
生命維持ができません。

腎水は
火を貯蔵する力です。
不足すると
生命維持のための
エネルギーが
どんどん消耗してゆきます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月31日土曜日

東洋医学78

 ・太陰病

・下痢
・嘔吐
・お腹が張り痛む
(温めたり、触られると気持ちよく感じる)

ここからは
正氣(最低限必要な氣)が
減少して
邪氣に
負けてしまい
に入って
しまいます。

脾胃が衰退
(脾胃が弱ると
 全身へ水が送れなくなり、
 送れなくなった水が
 湿邪となります)
湿邪となり
寒と湿による
病が太陰病です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月30日金曜日

東洋医学77




 ・少陽病

・肋骨の脇の下からの部位(胆経)
 に張り、違和感、痛みや
 肋骨の下が苦しい・痛む・張った感じ
 (胸脇苦満 キョウキョウクマン)

・寒気を感じる(悪寒など)と
 熱さを感じる(発熱など)を
 繰り返す。

・めまい

・咽が渇く

・口が苦く感じる

・胸がムカムカする

・よく吐く

・無口になる

・食欲が無い


表から裏へ邪氣が
「行きかけては戻る」
(半表半裏)
状態です。
このとき
経絡では
胆経に邪氣が
ありますので
胆経の症状が現れます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月29日木曜日

東洋医学76


 2、陽明病

・熱はあるけど
 悪寒はない。
(追い出す為に戦う氣が減少した為)

・口渇
 (邪が表より熱となって侵攻して来る為)

・ひどくなると
 お腹が張って痛む。
(押さえると痛むこともある)

・便が硬くて出ない

太陽病より
邪氣
少しに入ると
胃腸の熱(症状など要らない働き)
となります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月28日水曜日

東洋医学75


 1、太陽病
悪寒
発熱
頭痛

後頚部(うなじ)の強張り
浮脉(脉に触れると表面が強く感じられるなど)

風、寒などの邪気が
に入ると
営衛(東洋医学⑩、25、32参照)の
流れが悪くなり
バランスを崩した。
症状が
現れます。

画像を追加いたしました。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月27日火曜日

東洋医学74



・太陽
・陽明
・少陽

三陽経の病は
正氣(最低限に維持しなければならない氣)は
あります。


・太陰
・少陰
・厥陰(ケッチン)

三陰経の病は
正氣が不足しています。


生命力が減り
抵抗力が無く、
生体の維持する機能も低下
した状態です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月26日月曜日

東洋医学73

太陽→陽明→少陽→
太陰→少陰→厥陰
(ケッチン)
この順番で
下記1,2,3に当てはめてください。

1、病の軽重
治り易いかor治り難いかの指標

2、病の経過
 初期かor後期かの指標

3、病の位置
府の病かor蔵の病か

4、何の邪に影響されたか?
太陽=寒
陽明=燥
少陽=火
太陰=湿
少陰=熱
厥陰=風

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月25日日曜日

東洋医学72

 ・三陰三陽

手太陽小腸経
足太陽膀胱経

手陽明大腸経
足陽明胃経

手少陽三焦経
足少陽胆経

手太陰肺経
足太陰脾経

手少陰心経
足少陰腎経

手厥陰心包経
足厥陰肝経

三陰三陽とは?
経絡の
名前の前に付く

手足の
太陽・陽明・少陽
太陰・少陰・厥陰
(ケッチン)
のことです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月24日土曜日

東洋医学71


 陰陽五行論で 

キーワードにより
 陰陽が変わる。

 (トマトの性質は
  瑞々しく陰。
  色は赤で陽)
様々なキーワードを
総合的に
陰と陽の割合が
陰が多いと陰、
陽が多いと陽。

例えば
肝木は
陰である水分が多い
「血」
そのものと表現いたしましたが、

発生(陽)の性質が
強く
総合的には
陽に分類されます。

最も陽である
心火でも
陰の性質を
やや含みます。

2、陰の中にも陽があり
  陽の中にも陰がある

という事になります。

五行は陰陽を細分化した
考えなので
五行の分類の中に
更に五行がある。

五行穴は、
これらを
表現した
臨床でも
参考になる
考えです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月23日金曜日

東洋医学70

 ・合穴

合穴は腎水(東洋医学⑫~⑯参照)の
性質ですので
氣を
集める性質
です。

根本となる氣が
減少すると
氣が求心性を
失い
発散が強くなり
どんどん
消耗していきます。
この様なときに
有効です。

のぼせ、めまい、
頭痛、肩こりなどで
慢性的な症状は
上記の状態で
氣(生命力)の消耗が
激しく
ますます消耗する
状態です。
更年期・自律神経・婦人科症状に
よく見られます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月22日木曜日

東洋医学69

 経穴 

経穴は肺金
(東洋医学⑧~⑪参照)の
性質ですので

氣を
めぐらし
体表の
守りを
強化
したいときに
有効です。

氣のめぐりが
悪いとき
たとえば
冷えによる
浅いギックリ腰
(肝経の中封 東洋医学⑥参照)
などに
使えます。
これは
肝木の氣を
めぐらしたい時です。

ヘトヘトに
肉体疲労の
あとは
脾土の氣を
めぐらしたいので
商丘(東洋医学23~29参照)を
使う事もあります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月20日火曜日

東洋医学68


前回の補足です。

東洋の考え方の
根底にある
陰陽論

陰のみ
陽だけは
存在し得ない
ので、

陰の中にも
陽があり


陽の中にも
陰がある


この法則を
前回の
陰経と
陽経では

五行穴で
五行(五行は陰陽を細分化した考えです)が
違う
となります。

違うというより
上記の陰陽論でいう

陽の中にも陰がある
陰の中にも陽がある
ということです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

東洋医学67

各経絡の
五要穴には、

五行があり
陰陽
あります。

東洋医学③~29
蔵象論で
各それぞれ
陰のはたらき
 陽のはたらき」

相対する
陰陽の
働きがある
ご説明をさせて
頂いておりますが
経絡では

陰経     陽経
井=木   金
栄=火   水
兪=土   木
経=金   火
合=水   土

となり
例えば
肝木の場合は
肝は井木穴
胆は井金穴
となります。

ですので
同じ井穴でも
陰陽が違います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月17日土曜日

東洋医学66

 ・兪穴
兪穴は脾土(東洋医学22~29参照)の
性質ですので
各経絡全体に
栄養が行き渡っていない時に
有効です。

肌や肉が
硬くなり
反応が出易いので
ゆるむ性質の
ツボです。

陰経は
井・栄・兪・経・合
木・火・土・金・水
と対応し
兪土穴は
原穴とされます。
栄養が
経から蔵府へ
栄養が
行き渡る
ツボです。

陽経は
井・栄・兪・経・合
金・水・木・火・水
となり
原穴は
別に存在します。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月16日金曜日

東洋医学65

 ・栄穴
栄穴は心火(東洋医学17~21参照)の
性質ですので
経に(要らない働き)が
多いときに
使います。

扁桃腺には大都(脾経)
麦粒腫には二間(大腸経)
二日酔いには魚際(肺経)など

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月15日木曜日

東洋医学64

五行穴とは?

各経絡に
五行があります

井=木
栄=火
兪=土
経=金
合=水


・井穴
井穴は肝木(東洋医学⑤⑥参照)の
性質ですので
血が動きにくい時
有効です。
打撲、痛み、コリ、痺れなど
井穴刺絡(セイケツシラク)を
行います。

井穴刺絡とは、
指先の爪の脇に
ある井穴付近の
赤黒く浮き上がった
毛細血管に
鍼を
「チョン」と
刺して直ぐに
抜く方法です。

鍼以外の
施術では
上記症状の時に
皮膚を
傷付けない様に
爪楊枝の丸い方で
押さえみるのも
一つの方法です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一 

2010年7月14日水曜日

東洋医学63


ツボの性質の1例

正経の治療の場合に
各経絡のどの
ツボを使うか?
1例をご紹介いたします。

各経絡の
上肢、下肢には
五行穴という
5つのツボが
あります。

指先の末端から
井(セイ)
栄(エイ)
兪(ユ)
経(ケイ)
合(ゴウ)

とあります。

画像は
肺経の五行穴です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月12日月曜日

東洋医学62


 奇経の脉診

奇経だけでも
いくつかの
脉診の方法がありますが、
今回は
私が臨床で
使っている
脉診をご紹介いたします。

画像をご参照いただきながら
下記をご覧ください。

・督脈=白丸 ABCの浅いところ
・任脈=白丸 ABCの浅いところと深いところ
・衝脈=白丸 ABCの深いところ
・帯脈=Bの緑丸と青丸
・陽蹻脈=Aの緑丸と青丸
・陰蹻脈=Cの緑丸と青丸
・陽維脈=Aの青丸、Bの白丸、Cの緑丸
・陰維脈=Aの緑丸、Bの白丸、Cの青丸

督、任、衝脉の深い浅い
脉を押さえてゆく
①ごく表面は浅い=督脉
②骨に近づき深い=衝脉
①+②全体に問題がある=任脉


その他の反応は
脉のごく浅い
所の
上、外側、内側です。

上記の
反応、問題とは
他の見所よりも
「飛び出して
 当たりがある」
ことを指します。

李時珍原著であります
「奇経八脈考」から
気口九道脈診を
引用いたしております。


青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月11日日曜日

東洋医学61


 督脈

督脈の兆候は
・陽蹻陽の病より
 さらに陽が多くなり過ぎた病。
 陽が多くなりすぎると
 体の陽の部であります
 頭、胸に熱(過剰な働き)が
 増大し
 頭部では
 脳、目、鼻などの
 疾患となり易いです。

 脳溢血などによる
 後遺症、症状。
 手足の筋の固く衰える
 痺れ、麻痺や
 てんかん、血圧異常など

 頸の後ろ、肩・背中の
 痛み、コリ、神経痛など

 脳溢血でない
 上記症状。

・陽虚により
 汗がでる。寝汗。風邪、発熱など


主治穴は
 後谿(東洋医学48の図参照)

2穴治療の場合には
 後谿
 申脈
(東洋医学48の図参照)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月10日土曜日

東洋医学60


 陽蹻脈

陽蹻脈の兆候は
・陽の病
(陽が多くなり過ぎた病)
 水、血が消耗した為に起こります。
 (東洋医学②参照)

 脳溢血などによる
 後遺症、症状。
 手足の筋の固く衰える
 痺れ、麻痺など

 脳溢血でない
 上記症状。

・陽虚により
 汗がでる。風邪など

・頸の後ろ、肩・背中の
 痛み、コリ

主治穴は
申脈(東洋医学48の図参照)

2穴治療の場合には
申脈
後谿(東洋医学48の図参照)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月9日金曜日

東洋医学59


 陰蹻脈

陰蹻脈の兆候は
・胃の病(東洋医学22から29参照)
 消化器

・腎の病(東洋医学 ⑫~⑯)
 泌尿器
 下腹部や腰の痛み、下肢の痛み・冷え。
 婦人科疾患など

・目、鼻

腎経と胃経と
流注を共有するため
腎、胃の病
関係いたします。

主治穴は
照海(東洋医学⑭の図参照)

2穴治療の場合には
照海
列缺(東洋医学⑨の図参照)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田敬一

2010年7月8日木曜日

東洋医学58


 任脈

任脈の兆候は
・肺、大腸の病(東洋医学⑧から⑪参照)
呼吸器、皮膚疾患、痔など

・腎の病(東洋医学 ⑫~⑯)
下腹部の痛み、下痢便秘、お腹が張る。
婦人科疾患。

・歯痛

お体の前、
中心を通ります。

主治穴は
列缺(東洋医学⑨の図参照)

2穴治療の場合には
列缺
照海(東洋医学⑭の図参照)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田敬一

2010年7月7日水曜日

東洋医学57


衝脈

衝脈の兆候は
・脾、胃の病(東洋医学22から29参照)

・心の病
{胃は調子が悪くなると上に
氣が行きますので、上にある心に
熱(要らない働き)が多くなり
心の病(東洋医学17から21)となります}

・脾は全体を養っている為
他の蔵の病として
自律神経、精神、泌尿器などの症状

・特に血とのかかわりが深く
  婦人科疾患

衝脈の反応で
公孫が軟弱になっている
ことがあります。

普段から胃腸が弱い方は
軟弱です。

急性期では
お酒を飲みすぎ
二日酔いなどの時、
軟弱な反応の場合もあります。

主治穴は
公孫(東洋医学29の図参照)

2穴治療の場合には
公孫
内関(東洋医学21の図参照)


青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月5日月曜日

東洋医学56


陰維脈

陰維脈の兆候は
・心、心包の病(東洋医学17から21参照)
・胃の病
(胃は調子が悪くなると上に
氣が行きますので、例えば乗り物酔いなど
胃の変調から胸に病が上がっているもの)

いつも図がわかり難くて
申し訳ないのですが

ふくらはぎ、太ももの内側から
腹筋の横に沿って
胸から咽喉まで

流注上の症状。

主治穴は
内関(東洋医学21の図参照)

2穴治療の場合には
内関と公孫(東洋医学29の図参照)

硬貨と使用する場合は
清潔に消毒を
してください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月3日土曜日

東洋医学55

主治穴は
外関です。
(10円玉or磁石の+)

2穴治療の場合は
外関(10円玉or磁石の+)
臨泣(1円玉or磁石の-)
です。
帯脈と反対となります。

1穴と2穴治療の
判別の1例として
肩こりの場合、
左右差が無くなる方が
治療が有効ですので
同じ強さで
肩こりを
押さえて
よりバランスの良い方”を
選択してください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月2日金曜日

東洋医学54


陽維脈

陽維脈の兆候は
・肩こり
・手足の外側の痛み腫れ
・肩痛
・片頭痛
・歯痛
・自汗、盗汗
・肝胆の病など

画像に示しました
お体の
側面が陽維脈の
流注です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年7月1日木曜日

東洋医学53

帯脈の主治穴
臨泣(10円玉、磁石の+)

2穴治療の場合は
外関(1円玉、磁石の-)
をたす。

7分から30分ぐらい
留置して
様子を見てください。

「気分が悪い」
「ふらつく」

など
御座いましたら
すぐに外して下さい

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月29日火曜日

東洋医学52

帯脈は
上下の氣の調節
を致します。

イメージとして
「ベルトの締め具合」
「孫悟空の頭の輪」

締め過ぎても
ゆるめ過ぎても

上記の
症状が現れます。

下腹部の
“締める力”
腎水との
東洋医学⑫~⑯
関係が深いですので
腎水の病症も
適応される事も
多いです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月28日月曜日

東洋医学51


帯脈

帯脈の兆候は
・お腹が張る
・腰に力が入らない
・腰がだるい
・腰から下が冷える
・月経痛、不順、帯下
・股関節痛
など

画像に
示した
赤い部位。
腰、下腹部です。


青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月26日土曜日

東洋医学50


前回の
投稿で
「指3本」
など
表記いたしております。

画像の
指3本で2寸

人差し指から小指まで
3寸

親指1本で
1寸
と目安として表します。

患者様自身の
指が基準と
なりますので
施術者が
あまりに
患者様と
違いがあると
基準となりません。
(患者様自身でも
 異常に指が太いなども基準となりません)

基準どうりに
ツボを探されても
コリ、力が無いなど
反応がなければ
効きませんので
基準の位置周辺の
反応を探してください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月25日金曜日

東洋医学49

八総穴の残り

・公孫は、東洋医学29
足の第1指(手で言うと親指)の
関節の内側から
指1本ぐらい
踵より。

・内関は、東洋医学21
手の掌側で
手首のしわから
指3本分肘より。

・照海は、東洋医学⑭
内くるぶしの
中央の下

・列缺は、東洋医学⑨
(画像には列欠と記載いたしております)
手首の親指側で
骨の高まりが
あります
これより
少し肘側。

公孫と内関の
反応は
コリの場合もありますが、

軽く押すと
「ぺこぺこ」
力が無い、
皮膚が薄い

感じの
反応が見られる
場合もあります。


青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年6月24日木曜日

東洋医学48




後谿
軽く手を握り
小指の付け根に出来る
しわの
頂点。

申脈
外くるぶしの
中央の下。

奇経の場合
正経の反応より
コリ」のような
反応が分かり易い
思います。

痛みの場合に
ツボを押さえてみて
痛みが軽減すれば
使えるツボ」か
判断が出来ます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月23日水曜日

東洋医学47



八総穴の位置

米粒~豆粒づらいの
コリの反応があります。

・臨泣は
足の甲側
第5指(手で言う小指)と
第4指(手で言う薬指)の
骨の付け根の前

・外関は
手の甲側
手首のしわから
指を3本あてた
中央

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月22日火曜日

東洋医学46

鍼灸治療以外で
二穴治療の
場合には
陰イオン
陽イオン

の電位差を
利用し
施術する方法や
磁石の
+-

施術する方法が
あります。

例えば、
督脈と
診断した場合には

後谿に10円玉(銅)(+)

申脈に1円玉(アルミ)(-)

を貼り付けます。
7分から30分ほど
貼り付けたまま
安静にして頂きます。

硬貨の替わりに
金銀メッキの粒状の
金粒、銀粒
という製品も
あります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月21日月曜日

東洋医学45

八総穴と奇経の組み合わせ
・督脈  → 後谿(ゴケイ)穴
・任脈  → 列缺(レッケツ)穴
・衝脈  → 公孫(コウソン)穴
・帯脈  → 臨泣(リンキュウ)穴
・陽蹻脈 → 申脈(シンミャク)穴
・陰蹻脈 → 照海(ショウカイ)穴
・陽維脈 → 外関(ガイカン)穴
・陰維脈 → 内関(ナイカン)穴

上記を
1穴で治療する
場合と

後谿+申脈
列缺+照海
公孫+内関
臨泣+外関

2穴を使用する
場合があります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月19日土曜日

東洋医学44

奇経治療は
八総穴(ハッソウケツ)といわれる
8つのツボを使います。

診断により
単独1つか
二穴治療
呼ばれる
組み合わせがあります。

・ 督脈=陽蹻脈
・ 任脈=陰蹻脈
・ 衝脈=陰維脈
・ 帯脈=陽維脈



1、症状、痛みなどの病変の
“特徴”

2、症状、痛みなどの
病変がどの
奇経脈の走行上に
あるか。

3、脉診

主に上記で
診断をし
ツボ
選別する事が
可能です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田

2010年6月18日金曜日

東洋医学43

一人の施術者で
経験は
たかが
ウン十年ですが、
伝統されている
経験には及びません。
(なかには天才的な方は、おられるとは思います)

しかし、
伝統されている
技術がすべて
「効く」とは
限りませんし、
施術者により
向き不向きが
ありますので
見極める
知識と情報

得る事を
おススメいたします。
(このブログが少しでも
 情報源となれればと思います)

お話を
奇経治療に戻します。

鍼、灸を使わなくても
施術する方法

ありますので
鍼灸師以外の方でも
セラピーや
ご自宅で
お役立ていただければ
幸いです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月17日木曜日

東洋医学42

奇経治療は、
溢れた時(病、症状、痛み)に
正経より
反応が分かり易いので

病、症状、痛みに
アプローチし易い
思います。

話が
少し脱線しますが


正経や奇経を含めた
全体の治療は
経験も必要ですし

経験だけでは
補えない
何千年と受け継がれた
「効く治療」と
出会う必要があります。

才能のある方は
独自の治療法を
施術される方も
おられますが、
効くと
思い込んでしまう
可能性もありますし
才能がないと
できないです。
つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月16日水曜日

東洋医学41

奇経(キケイ)とは?

イメージとして
川が溢れた時に
流れる
バイパスです。

川が溢れるとは
病、症状、痛みなどです。

・督脈(トクミャク)
・任脈(ニンミャク)
・衝脈(ショウミャク)
・帯脈(タイミャク)
・陽蹻脈(ヨウキョウミャク)
・陰蹻脈(インキョウミャク)
・陽維脈(ヨウイミャク)
・陰維脈(インイミャク)


奇経八脈といいます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月15日火曜日

東洋医学40

正経治療について
様々な
流派があります。

どの流派も
特徴があり
「得意不得意」
あるように思います。

また
施術者の
「向き不向き」
重要に感じます。

中医学、経絡治療、積聚治療など
多数の流派で

氣を補う治療
氣を整える治療
氣を抜く治療

などなど
方法が
御座いますが、
「よりワイド(全体的、多面的であるが総合的)な診断方法」
持つ治療が
様々な対応力
あると思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月14日月曜日

東洋医学39

東洋医学30
でもお話いたしました
経と絡
経脈=太いライン
絡脈=経から枝分かれしたバイパス

経脈について
東洋医学32でお話した
①十二経脈(正経)

②十二経別
(正経から分かれて走行している)

③奇経
(くわしくは後に投稿いたします)

絡脈について
①十二別絡(大絡)
(大きな絡脈)

②孫脈
(絡脈の末梢になる細かい脈)

上記は
治療の方法も
特徴があります。

「どの経or絡に施術するのか?」

分別することで
それぞれの経絡に
対して
得意な施術方法
あります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月12日土曜日

東洋医学38


私の場合には
おもに脉診で判断しますが、

患者様の症状だけでなく
全体を捉えて

「良い症状か?」
「悪い症状か?」

「良い元気か?」
「悪い元気か?」


判断が必要です。

患者様は
「調子が良い」と
おっしゃられていても
・検査数値が悪い
・張り、こり、痛みがある
・呼吸、脈拍など乱れている
・夜間の痛み・症状
・食欲、睡眠、便通に変動がある
・そわそわ、潔癖、動き過ぎ
など、出現していれば

外には氣があるけれども
内には氣が無い


可能性があります。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年6月11日金曜日

東洋医学37 

治療の経過で
外、経絡、陽の病は
比較的治りやすく
劇的な変化の
症例も見られます。

しかし、
内、蔵、陰の病は
治りやすく
感じられても
「外だけ良く、中身が悪い」
場合もあり、
患者様は
良くなったと
勘違いをし
動き過ぎ
消耗してしまう
事もあります。

また、
内、蔵、陰が充実して
行く過程で
「体調が変わらない」と
感じられる場合も
あります。

ある程度の回復が
安定していないと
症状はあります。

あまりに
氣(生命力、治癒力など)を
消耗した状態の
患者様は
変化に
期間が必要
場合もあります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月10日木曜日

東洋医学36

蔵病などは
とか

経病などは
とか
と もいいます。

陰、内、蔵に
邪がありますと
・食欲 (不振、過多)
・睡眠(不眠、好眠)
・便通(下痢、便秘)


これらに
変動が見られますので
健康の
指標となります。

陰、内、蔵の
病は氣(生命力)が減退していて
病が深いですので
陽、外、経絡へ
押し上げる 
氣が必要となります。

氣を蓄える
施術、治療、養生が
必要です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月9日水曜日

東洋医学35

東洋医学③~
東洋医学29までの
蔵象論で述べた
病は
蔵病(ゾウビョウ)」といい

経絡上の
蔵病に至らず
経絡の病を
経病(ケイビョウ)」と
いいます。

また
経絡上の
筋肉を
経筋」といい
筋肉に
アプローチを
する手技は、
経筋病に対応できます。

蔵病には
対応できないです。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年6月4日金曜日

東洋医学34

ちなみに1尺は10寸です。

一呼吸で6寸進みます。
呼吸が速いと
の流れも
早いです。

交感神経優位
などの
活性化した状態です。

氣の巡りが早い
「よく気が付く」
「よく動く」など
いい面もありますが

燃費が悪い
氣が少ない
心身ともに
過敏となる
など良くないです。

東洋医学で
脈拍数は
一呼吸に
“5、6回”
が正常です。

毎分という数値では
ありません。

普段は、
活性化しないで
副交感神経優位
(呼吸、脈拍など遅い)で
燃費いい状態を保ち、

活動されるときには
交感神経優位
(呼吸、脈拍など速い)と
なられても
安静にすると
速やかに
副交感神経優位に
なれれば、
燃費よく
長く使えるお体だと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年6月2日水曜日

東洋医学33

経絡には、
長さがあります。

16丈2尺とされ
呼気に3寸
吸気に3寸
進みます。

体型により
長さが違う?

そのため
骨度法を使います。

例えば
肘(内側)から
手首までが
1尺

身長は
7尺5寸など

昼には
衛氣と呼ばれ
体表に多く流れ
①外部からの
刺激から守る
②活動力(行動、運動、思考など)
として
働きます。

夜には
営氣と呼ばれ
体内に多く
流れ
①回復力、再生力
②体内の活動力(内臓、器官など)
となります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田  敬一

2010年5月27日木曜日

東洋医学32

前回の投稿で
お話を致しました
体表の氣を衛氣(エキ)
体内の氣を営氣(エイキ)
*東洋医学⑩参照
*東洋医学25参照
といいます。

これらの氣が
流れるルート(順番)を
経絡流注(ルチュウ)と
いいます。

胃から始まり
手太陰肺経→手陽明大腸経→
足陽明胃経→足太陰脾経→
手少陰心経→手太陽小腸経→
足太陽膀胱経→足少陰腎経→
手厥陰心包経→手少陽三焦経→
足少陽胆経→足厥陰肝経→
胃に戻り
再び手太陰肺経へ
めぐります。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年5月24日月曜日

東洋医学31


氣は太陽が
出ている時には
体表に多く流れ、
太陽が出ていない
時には
体内を多く流れています。

に痛みや症状が
出現するお体は、
お体の
(要らない熱・はたらき)、
すなわち
病体がある方です。

ガン、うつ病に
寝汗が多く見られのも
「病が深い」からです。

体表を陽
体内を陰
ですから
上記は
陰の変動」です。

陽の病より
陰の病のほうが
治りが遅いです。

風邪でも
陰の病ですと
長引きます。

陽の部であります
体表に氣が多い
日中は、
活動力があり(氣)

陰の部であります
体内に氣が多い
夜間には、
治癒力があります(血、水)

回復には
質の良い眠り
とても
「重要です」

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一




2010年5月22日土曜日

東洋医学30


経絡説

経絡とは、
氣が流れる
“ライン”です。

規則的に
分割されているのではなく
それぞれの
氣の性質
体調、年齢、季節など
により
それぞれの氣の範囲
違います。

よく線で引かれた
経絡の図がありますが
実際には
厚みも深さもあります。

川で例えますと
経は太く流れる川
絡は太い川をつなぐバイパス

氣は全身を
すみずみまで流れることで
心身を栄養し、
治癒力があります。

氣が少なくなったり
氣の流れが悪い状態があると
病、症状
発症します。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月21日金曜日

東洋医学29


五志は「
思い過ぎは
脾土を痛めます。

思い巡らせ
考えすぎると
消化器の働きが
悪くなります。

自分らしい
自己表現が出来れば
良いと思います。

よく使われるツボの1例
大都(ダイト)
咽喉の腫れ
三陰交(サンインコウ)
下肢の冷え、弱り。婦人科疾患全般。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月19日水曜日

東洋医学28

水分を摂ることは
大事な事ですが
脾土が吸収できる
許容範囲を超えてしまうと
脾土が働かなくなり
だるさ、むくみ、関節痛など
出現します。

これから暑くなりますが
冷たい飲食を摂りすぎると
胃も筋肉で出来ていますので
働きが悪くなり
上記がさらに悪化いたしますので、

お体と相談し
口の中が湿気ていないか
食欲が無いor有り過ぎ
口内炎、味覚障害がないか
顔のむくみ、全身のだるさ
このようなときには、
冷たいものは控えて
温かい飲食物を
ゆっくり摂ってください。

水分の摂り過ぎ
吸収できず対応できませんので
スープは残す」など
加減がおススメです。

循環を促すのに
汗をかくことも良いです。
体力の無いときは
動かず汗をかく
体力のあるときは
動いてかく

寒い時期であれば
汗をかくより
水分摂取を
控える事
優先です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月18日火曜日

東洋医学27

関節(関節包)を栄養し
動きを滑らかにする
関節液も脾土の氣が
係わるため低下すると
関節痛になりやすく
筋肉も栄養が行かず
無く細くなり、
関節の病となり易いです。


脾土は湿気に弱い為
湿度が多い日本などは
少ないハワイと比べ
負担が多く
関節痛や
消化器の不調が
多くの方に見られます。

氣が少ないときには
逆効果ですが
四肢を良く動かすと
脾土の働きを活性化します。

口、唇は脾土の
調子を表します。
よだれが多いor少ない
口内炎など口の症状
味覚障害は
脾土の変動です。

唇の厚みや色で
脾土の変動を捕らえる
事が出来ます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月17日月曜日

東洋医学26

脾土が飲食物から
栄養と水を吸収し
全身へ送ることで
脉、筋肉、皮膚、蔵府など
栄養があり
やわらかく
ゆるむ」性質があります。

脾土の変動(虚実)により
営氣が低下する事で
ゆるみ過ぎてしまい
だるさとなります。

良いゆるみ」と
悪いゆるみ」が
あります。

脾土が水を吸収する
能力が低下すると
口の中や舌が
水っぽくなり
むくみ易くなります。
特にお顔のむくみとなります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月14日金曜日

東洋医学25


脾土のはたらき
運化(ウンカ)
陽の作用を
昇清(ショウセイ)”といい
飲食物を
消化、吸収し
後天の氣を作り
肺へ送る作用を
肺で氣血水となり
全身へ送り届けます。
(形のない氣を上に!)

陰の作用は
降濁(コウダク)といい
吸収した残りの
糟粕を下へ運びます。
(形のあるものは下に!)

統血(トウケツ)
先進へ配布される
血の原料となる栄養物には
営氣(エイキ)という
氣があり
血を脈外へ出さない
働きがあります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月12日水曜日

東洋医学24


脾土は変化させる氣です。
飲食(形)を消化し、
氣に変化させる。
形=
氣=
変化させます。

最も陰な物を受ける陰蔵である性質。
最も陽である氣を作る陽蔵である性質。

画像は古代中国で
”を表す
空想上の獣神
麒麟です。

上がを表す龍(上昇)
下がを表す馬(土台)
(龍馬で麒麟です)

陰陽論でいいますと
陰極まれば陽となる
陰陽論の基本的な考え方です。
(占いで有名な易経という陰陽論を表した書物があります。
 欧米では「変化の書」と訳される由縁です)

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年5月11日火曜日

東洋医学23



人体で土の性質を
脾土(ヒド)と呼びます。
・心腎=生命維持に重要な先天の氣
(生まれながらに持っているエネルギー)
・肺肝=氣血と氣血を運搬する氣
(活動するための氣)

飲食を消化、吸収し氣(後天の氣)に
変化させ心腎肺肝に供給する。
重要な役割があります。

古代中国で
李東垣という方が著された。
「脾胃論」という書物があります。
「健康は脾胃が働き良ければ大丈夫」
という考えがあるのですが
臨床的に納得する事も多いです。

胃はご存知と思われますが、
脾はイメージし難いと思います。

現代医学でいう脾臓は
血液に関係が深い臓器ですが、
東洋医学では消化器系です。
(以前の投稿に書きましたが、
 「解体新書」の和訳の際、
 「卑」という文字を意味嫌い
 消化器に分類されませんでした)

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年5月8日土曜日

東洋医学22


土について
土用、湿、中央、昼下がりなど
自然界では表され
すべての氣を助ける
土台です。

陰陽どちらにも
変化し易く
陰陽どちらの
性質を持ち
中間的な氣です。

人体では、
脾、胃
肉、唇、乳など
表されます。

病気の兆候として
消化器、味覚障害
だるさなど

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年5月7日金曜日

東洋医学21



心火は
働き続けなくてはならない
氣です。

運動などでの
血行促進
表現豊かな心
(喜怒哀悲思驚恐)は
心火の働きを促進します。

度が過ぎる
命の時計の針
進めてしまいますので、
年齢、体力など
その時のお体に
程よい刺激が良いです。

氣(生命力)のない時に、
一般常識で良いとされる
運動や精神刺激も
有害となりますので
ご注意ください。

よく使われるツボの1例
・神門(シンモン)便秘、チック、神経症 
・内関(ナイカン)乗り物酔い

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月30日金曜日

東洋医学⑳

心火を
陰陽論で表現しますと、
常に活動的=陽が強いので
陽だけに偏り易いです。

陽極まれば陰
心火の場合は
腎水と同じく
尽きると死を意味します。

独陰、独陽は存在し得ない」ですから
極まらないように
陽の中にも陰がある
休養やリラックス、食養生などで
許容量以上に
活性化し過ぎない心がけが大事です。
(必要以上の安静も負担となります)

心火は血管の働きに係わります。
をかくのは
血管が拡張して熱を体外に排出する為に
行われます。

汗は水です。
消耗しすぎると陰が減ります。
陰虚=陽実(陽が多くなり過ぎ)
心火が変動(虚実)していると

汗が出にくいもしくは出ない。(無汗)

むやみに汗をかく(自汗)

汗に係わる症状が見られます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月28日水曜日

東洋医学⑲


心火の変動は顔色に出やすいです。
東洋医学を始めてから
今まで、2,3人
見受けられた例ですが、
赤ら顔でよく笑う方がおられました。

心火のことが
気になって聞いてみると、
「最近、笑いたくないときも笑ってしまう」と
おしゃっていました。
心疾患もあると・・・
後、3ヶ月ほどで皆様
残念ながら
お亡くなりになられました。

精神の中枢である「心火」
不調になると
「喜怒哀思悲恐驚」
東洋医学で七情(シチジョウ)
といいます。
心蔵のコントロールと
七情のコントロールが出来ない症例です。

上記は心に熱(要らない働き)が多い
極まりですが、
少し「心火」に熱がある
兆候として
ため息、多言が
出現いたします。

恋わずらいも
ドキドキするのは、
胸(心火)に
熱(要らない働き)がある状態です。
一時的なものは
心配ありません。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月27日火曜日

東洋医学⑱


人体で火の性質を心火(心火)と呼びます。
・心蔵を一定のリズムで拍動させるエネルギー!
・精神活動の中枢!(七情=喜怒哀楽悲驚恐)
に関係が深いです。
どちらも生きている限り、
停止するわけにはいきません。
太陽や火のイメージです。

ゆえに「心病まず」
といい心が
病む=死
となります。

しかし、心の経絡(手の少陰心経)が
変動(虚実)する事もありますし、
他の蔵と違い
変わりに邪(変動させる要因)を受け
守ってくれる蔵があります。

心包といいます。
心膜とも言われますが、
“架空な蔵”です。
働きがありますが、
実態がない。
(府では三焦)

心火のグループですので、
心包、三焦どちらも
働き続けなくてはならない
性質です。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年4月26日月曜日

東洋医学⑰


火について
夏、暑、南、日中など
自然界では表され
火で活動力)の
極まりであり
常に活動をしているイメージです。

人体では、
心、心包(シンポウ)、
小腸、三焦(サンショウ)、
血管、舌、喜びなど
表されます。

病気の兆候として
循環器。精神障害。
赤ら顔など

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月24日土曜日

東洋医学⑯

その他
五志の意・知は
・意識を保つ・脳の働きを
(物忘れなど認知症)
表現されています。
泌尿器に関係が深く、
尿漏れ、失禁、頻尿、夜間尿意など
ある程度の腎氣がないと
水分を溜める事が出来なくなります。

脳脊髄圧減少症で
腎虚の方になっている方も
いらっしゃいます。

腎氣の不足は、
ある程度の腎氣があれば
自身で氣を溜め
回復する能力があります。

少なくなりすぎると
氣を溜めれず自己回復力が
低下いたします。
大病や少しの症状でも
治りにくい病は、
腎氣が消耗している
可能性があります。
(腰痛が伴うことも多いです)

体を活性化する運動や飲食物、
脳の活性などは
腎氣が回復するまでは
おススメできません。
体力などが付くどころか
疲労になるだけです。

不眠な方でお元気な方は、
お昼寝をするとますます眠れないですが、
腎氣などが消耗している方は、
自己回復力がないので、
(無意識に過敏な状態で休むことが下手)
お昼に少ない時間でも
“スイッチを切る”
意味でおススメです。

よく使われるツボの1例
・太渓(タイケイ)、腎兪(ジンユ)
腎の変動(虚実)に一般的なツボです。
・湧泉(ユウセン)
精神安定
・築賓(チクヒン)
皮膚疾患
・陰谷(インコク)
のぼせ
(東洋医学⑭の画像を
 ご参照ください)
・三陰交(サンインコウ)&懸鐘(ケンショウ)
頻尿や膀胱炎

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月23日金曜日

東洋医学⑮

腎水は、
生命力そのものであり
体力や精神力と関係深いです。
生まれて生殖能力が備わるまでは腎水が充実していません。
特にお子様でおねしょが治りにくい。
怖がり驚き易い方の中に腎水の虚の方がおられます。
器の中にエネルギーが少ない状態ですので
溜まりにくいですが
ゆっくり溜まる分、
成長とともに能力を発揮されます。

腎氣は命に係わる欠かせない氣です。
溜める事が出来なくなれば
尽きてしまい動けなくなり寿命が終わります。
陰極まれば陽になる
溜める力を失わない様に心がけが大切です。

地球のエネルギー問題とよく似ています。
先に使いすぎると次世代には尽きてしまいます。
ただ、動かない事はよくはないです。
(動かない過ぎも、消耗へと繋がります)
腎水の消耗しない程度の疲労は
睡眠、食事、リラックス、呼吸
などにより回復いたします。
回復する範囲での疲労がいいと思います。

疲れている上に更に疲れを溜めない事です。
お体のメッセージ(身体症状)
を聞きお体と相談しながら
お使いいただければ大丈夫です。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月22日木曜日

東洋医学⑭


腎氣が低下すると
精神力や
生殖力の減退、
老化など
生命力がありません。
お一人お一人量は違いますが
本来の氣が充実していないと
若年性更年期、自律神経症状
潤うが無い(筋肉、皮膚、髪など)
老化の前兆となる
“症状”が現れます。

腎氣は、
生命維持のために
最低限必要なエネルギーであり、
将来に使うために
使いすぎてはいけません。

こころ・からだ・脳(腎水が養っています)の
過剰な疲労や
過剰な性行為などにより
将来に使うべき氣が消耗してしまうと
生命力低下により
自己治癒力が悪く
大病や実年齢より老化現象が
起こる可能性があります。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月21日水曜日

東洋医学⑬


人体で水の性質を腎水(ジンスイ)と呼びます。
・泌尿器、生殖器など水と生命力!
・腰、下腹部、下肢など
に関係が深いです。

①腎水の陽の氣は、
命門です。
生殖力や生命維持機能の
エネルギー源です。
この氣が充実していると
身体的な生殖力があり、
若々しく
下肢が冷えないです。

②腎水の陰の納氣、封蔵と
水分そのものです。
水のイメージで下に下に流れ
“溜まります”
氣が下腹部(丹田といいます)
に溜められていると、
心身の充実。治癒力があり
生命力がみなぎっています。

腹式呼吸が困難な方で
納氣が衰えている方が見られます。
(更年期・若年性更年期、自律神経症状)
お体、年齢に適した“氣”を
維持していなくてはいけません。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年4月20日火曜日

東洋医学⑫


水について
冬、寒、北、夜
水、生命力(若さ)など
自然界では表され
下で「貯める」
“蔵する”の氣(エネルギー)
「水は下に流れて溜まる」
イメージをして下さい。

東洋医学では、
封蔵(フウゾウ)下に集めて貯める!
納氣(ノウキ)深い呼吸により氣を集め貯める!

人体では、
腎、膀胱、耳、骨、恐、驚など
表されます。

病気の兆候として
泌尿器、生殖器。老化。浮腫。
びっくりし易い。
下半身の弱りや冷え現れます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月19日月曜日

東洋医学⑪

肺金は、
金属、鉱物のイメージです。
神秘的なエネルギーと捉えられます。
表皮が薄く感じられる方は、
氣が少ないか、
めぐりが早い方です。
(早いと消耗が激しく本来の氣の量より
 少なくなりがちです)
このような方は、
敏感で、心や体の変化を捉えることが
上手なのでセラピストなど
繊細なご職業に
向いていると思います。
しかし、反面
向きすぎて消耗し易いです。

その他
五志の魄(ハク)を
ユングは女性性の氣と表現していました。
精神安定が氣の消耗を
避ける事になります。

よく使われるツボの1例
・太淵(タイエン)、肺兪(ハイユ)
肺の変動(虚実)に一般的なツボです。
・少商(ショウショウ)
風邪、咽喉の痛み
・魚際(ギョサイ)
二日酔い
・列欠(レッケツ)
呼吸器、背部痛。
・孔最(コウサイ)

(東洋医学⑨の画像を
 ご参照ください)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月17日土曜日

東洋医学⑩

宣発粛降作用が低下すると
お肌の潤いが失い
皮膚トラブル、
呼吸器疾患
鼻水、冷え易い(風邪を引き易い)
体表の氣が少なくなり
(バリヤーが薄いイメージ)
心身ともに外からの
刺激に弱くなります。
寒さは天敵です。

氣はいくつかの種類があります。
・宗氣(呼吸器と循環器のリズムの調節)
・衛氣(体表をめぐり外からの刺激から守っている)
・営氣(水とこの氣が交じり合い血となる)
これらは、呼吸による陽氣と
飲食物から得られた陰氣が合わさり
作られます。
陰氣の割合が多いと
血、水(津液)となります。
ゆえに
肺氣=氣
といわれます。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月15日木曜日

東洋医学⑨



人体で金の性質を肺金(ハイキン)と呼びます。
・呼吸
・氣によって水をめぐらす事(潤い)
に関係が深いです。

①肺金の陽の氣は、
宣発です。
呼吸の呼気です。
濁氣(汚れた氣を吐き)
全身に氣によって
水をめぐらします。
(前回投稿の噴水のイメージです)
この氣が充実していると
外からの外邪(寒暖、ストレスなど)から
守るバリアーとなります。
腠理(ソウリ)の調整といいます。

②肺金の陰の氣は、
粛降です。
呼吸の吸気です。
清氣(きれいでエネルギーのある)を
吸い込む。
水を下半身へ送る

宣発、粛降作用
氣により全身に潤いを
めぐらせます。
お肌のお手入れとも
関係いたします。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月13日火曜日

東洋医学⑧


金について
秋、燥、西、夕方
金属、鉱物など
自然界では表され
下へ下へと「降りる」
“収れん(集める)”の氣(エネルギー)を
イメージして下さい。
東洋医学では、
粛降(シュクコウ)下降と清潔にする!
宣発(センパツ)発散する、体表の調節。
  噴水は上に上がるが下に散布されるイメージです。

人体では、
肺、大腸、鼻、皮膚、哀、悲など
表されます。
病気の兆候として
咳や呼吸の乱れ、皮膚の変化、鼻水、
精神的落ち込み等
現れます。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年4月10日土曜日

東洋医学⑦


少し脱線いたしまして、
「四神」について
各方位の守り神として有名ですが、
五行の氣を表しています。

東の「青龍」(セイリュウ)
西の「白虎」(ビャッコ)
南の「朱雀」(スザク)
北の「玄武」(ゲンブ)

青龍は、前回の投稿で
解説させて頂きました
「木」を表す四神です。
上へ上へと昇る性質です。
たなみに私の治療所は、
青龍という名を付けております。
流派でも私のセカンドネームでもありません。
日本の伝統的な脉診を用いた
鍼灸治療を施術いたしておりますので、
「東」
何も無いところから初めたので
「発生」
昇りすぎると落ちてしまう戒めの心。
「陽極まれば陰となる」
後は坂本龍馬ファンなので
「龍」」
という訳で青龍サコダ鍼灸治療院にしました。

白虎は、「金」を
表します。
林や森の中に潜む虎
神秘性を表す「白」

朱雀は、「火」を
表します。
熱の性質が極まる「赤」
火の鳥、鳳凰

玄武は、「水」を
表します。
亀と蛇が合わさった四神。
生命力、若さ、寿命を蓄える
「蔵する」性質

さらに、中央に
麒麟」は「土」を
表します。
上半身は陽を表し
下半身は陰を表しています。
また「黄龍」と表すこともあります。

次回は「金」についてです。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年4月9日金曜日

東洋医学⑥






人体で木の性質を肝木(カンモク)と呼びます。
①肝木の陽の氣は、
疏泄作用です。
肝と胆の蔵府が
精神には(氣)身体には(血)を
めぐらせ安定させます。

②肝木の陰の氣は、
「血を集める」(収れん)
脳の血を集めないと眠れません。

疏泄=心身へ血をめぐらせる(陽)と
収れん=血を集める(陰)の作用で
心身へ血を供給する調節を担っています。

①疏泄が低下すると、
氣滞(氣がスムーズに流れない)
精神抑うつ、潔癖症。
イライラして怒りっぽい(口が苦い。下の裏の血管が怒張します)、
くよくよする。
胃の調子が悪くなる(氣滞と胆汁分泌低下)

②血の調節が悪くなると
1、逆上せ
不眠。めまい。耳鳴り。頭痛など
2、血行不良
手先足先の冷え。肩こりなど筋緊張。月経異常などの
症状となります。
(下まぶたをめくると白い、爪の色や変形が見られます)

肝=血とも言えますので、
肝は水分と氣が合わさり
出来ています。
水が減ると、氣(必要なエネルギー)から
熱(要らないエネルギー)となってしまいます。
自然界と同じく上に逆上せます。
(更年期、自律神経失調症など)
風と同じ作用です。
「風邪」(フウジャ)といいます。
肝氣は水蒸気がのぼるソフトなイメージ(正常)
風邪は風吹き荒々しいイメージです(病的)

その他
肝は活発な氣ですので
現代医学で内分泌系と関係が深い(亢進の場合は鶏の様、落ち着かない状態)
解毒
意思と決断力(五志=魂)
ユングは男性性の氣と表現していました。

肝陰(血)が消耗すると
目(視力、疲れ、眼瞼下垂)目の使いすぎに注意!
性欲力(心と体が原因の勃起力)ストレスと慢性疲労に注意!


よく使われるツボの1例
・太衝(タイショウ)、肝兪(カンユ)
肝の変動(虚実)に一般的なツボです。
・中封(チュウホウ)
ギックリ腰

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月8日木曜日

東洋医学⑤


木について
春、風、東、朝など
自然界では表され
上へ上へと「昇る」
“発生”の氣(エネルギー)を
イメージしてください。
東洋医学では、
舒展(ジョテン)意味は、すみずみまで!
通暢(ツウチョウ)意味は、円滑に!
2つ合わせて
疏泄(ソセツ)といわれます。

人体では、
肝、胆、目、筋、怒など
表されます。
病変の兆候として
手握る(心身の過緊張)、爪、涙(過不足)、
呼ぶような話し方、鳥の様なイメージ等
現れます。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月6日火曜日

東洋医学④


木火土金水
(モク、カ、ド、ゴン、スイ)
どのようなイメージを
お持ちになられるでしょうか?
古代中国の人々は、
氣をイメージするのに
木火土金水、
子丑寅・・など
自然動植物で表現し、
氣をイメージし易く
工夫されました。
また、文字を読めない人にも
絵や図などで伝える事が可能でした。

次回より
木火土金水の
一つ一つ解説を致していきます。

今回、
五形(タイプ)を分類する
テストの画像を添付させて頂きました。
先天的な五行の形(タイプ)
を分類されるよう作成しましたので、
お試しください。

後天的な影響で
変化している場合も
多く見られますので、
「分類する目的ではなく
違う視点で見てみる

事におススメいたします。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月5日月曜日

東洋医学③


・蔵府学説(蔵象論ゾウショウロン)①
現代医学では、臓腑と表記するのに対して
東洋医学では「蔵府」と表記します。
(古典に蔵府の文字が使われている為)
以後、東洋医学を表す場合には、
蔵府と表記させて頂きます。

古代中国の人々は、
解剖学(形)より、
氣(働き、エネルギー)を
重要視していた為、
古典にも解剖をした文献がありますが、
(かなりひどい事もしていたようです)
氣の理論に蔵府を分類したようです。
社会的な考えとして
陰陽五行など氣の理論が
現代科学と同じように
主流であったのです。

実際は、存在しないが
働きが認められるために
心包(シンポウ)
三焦(サンショウ)
という蔵府もあります。

また、土の分類に「脾」という蔵が
ありますが、現代医学では消化器にあたります。
これは、江戸末期に杉田玄白さんが、
こんな大事な臓器に卑という文字は、好ましくない
との理由で脾臓は消化器とは
別の臓器の名となりました。
実在するが五蔵に名がない臓も、
働きの種類別に
五蔵の中に分類されています。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一