2010年4月15日木曜日

東洋医学⑨



人体で金の性質を肺金(ハイキン)と呼びます。
・呼吸
・氣によって水をめぐらす事(潤い)
に関係が深いです。

①肺金の陽の氣は、
宣発です。
呼吸の呼気です。
濁氣(汚れた氣を吐き)
全身に氣によって
水をめぐらします。
(前回投稿の噴水のイメージです)
この氣が充実していると
外からの外邪(寒暖、ストレスなど)から
守るバリアーとなります。
腠理(ソウリ)の調整といいます。

②肺金の陰の氣は、
粛降です。
呼吸の吸気です。
清氣(きれいでエネルギーのある)を
吸い込む。
水を下半身へ送る

宣発、粛降作用
氣により全身に潤いを
めぐらせます。
お肌のお手入れとも
関係いたします。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

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