2010年9月3日金曜日

東洋医学107

王様を怒らせる事ばかりしました。
床から起き上がろうとしなかった
王様は怒り狂い
この医者を殺してしまいました。
その後王様は、治癒したといいます・・・

医者はかわいそうですが、
悲、哀により
氣が消えていたのを
怒ることにより
(怒)と(悲哀)の
バランスを取ったのです。

全ての
心理的なことが
当てはまるとは
思いませんが、

落ち込んでいる人に
怒りと同じ木の性質
覇気を出させてみるとか、

しゃっくり()を止めるのに
 驚かす(
 コヨリでくしゃみ()をさせるなど
五行の相克関係による
対処法が
日常でも
伝えられています。

東洋医学の
バランスを取る
考えは
身体のみではなく
心も同じです。
(ちなみに森羅万象、全て同じです)

個性や素因
多少の偏りは
いいのですが、
過度に偏り
見られることは
心身にとって
健康とは
いえません。

氣・心・身体・環境など
その方にあった
バランスを
取る事が
東洋医学的な治療だと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

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