2009年12月28日月曜日

リラクゼーション~

様々なリラクゼーションがありますが
今回は、「太乙金華宗旨」を
ご紹介したいと思います。
ヨーロッパでは
「黄金の華の秘密」ユング、ヴィへルム著
として有名です。

東洋医学の元になる
東洋思想の一つである
道教の瞑想の書です。

以前にも
投稿させて頂いた
リラックスは
ゆっくり話す。ゆっくり動く。
ゆっくり食べるなど
すべてにおいて
安静に近い状態です。

究極は、心にもからだにも
囚われない。
“無”
という状態です。

この書物には
“無極”
とあり、心とからだ、いずれも
無になる事で
新たな作用が起こり
力が湧いてくる
とされます。

現在の私たちは
力、パワーというと
興奮状態、たくさん貯めるなど
と思いがちですが、
「陰極まれば陽になる」
陰陽の法則にあるように
陽(活動)が極まれば動けなくなり
陰(安静)が極まれば新たな力が湧いてくる

ついつい
「活動すると得られる事がある」と
囚われがちですが、
度が過ぎると
すべてを失う可能性があり、
逆に欲求がなくなったほうが
かえって得るものがあるかも。
欲求の為にやりすぎ、やらなさすぎ
どちらも
良い様には思えないです。

リラクゼーションですが
小周天(ショウシュウテン)といいます。
まず、目線を鼻先にボーと向け
静かな呼吸で
吸気に尾骨、仙骨辺りから
氣のボールが頭部まで
上っていくイメージをします。
呼気には眉間から
下腹部へ下がっていく
イメージをいたします。

さらに、心を沈め
浮かんできた事柄を
消していくトレーニングを
致します。
浮かんできたことは消えないと
なぜ消えないのか?を
見つけ出し
納得して消すようにするか、
それでも消えない場合は
中断し歩いたりしてみる。

まず、氣の呼吸に合わせたトレーニングから
はじめる事がよいでしょう。
目標は
「意識する事無く
呼吸・氣のまわるイメージ・心
が到達できる事」ですので
頑張らないでチャレンジしてください。

注意として
呼吸に囚われてしまうと
過呼吸になる恐れがありますので
無理なされないでください。

年末年始はお忙しいかたも
いらっしゃる事でしょう。
ホット一息されるおり
参考に致してください。
皆様のご健勝をお祈りいたしております。
良いお年をお迎えください。
青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年12月10日木曜日

顎関節症


顎関節症は実は私も経験があります。
20代前半のことでした。
当時はまだ鍼灸の学校に通い始めた頃で
原因も治療法も知らなかったです

歯科医に通い半年ほど
マウスピースを
作って頂き
睡眠時に使用しましたが
私の場合は効果がありませんでした。

しかし、
肩こりや目、口に影響があると言われる
「ツボ」を調べてみますと
少しずつ楽になってきました。

ツボですが、
一般でもよく知られている
合谷(ゴウコク)
手三里(テサンリ)
というツボです。

合谷は
手の甲側で親指と人差し指の骨の付け根
(写真参照)

手三里は
肘を曲げ角になるポイントより骨に沿って指三本、手先側
(写真参照)

どちらもコリコリした塊のような反応か
圧迫すると痛みが強いです。
圧痛のあるところを強めに押さえて
口が開き易くなれば、
使えるツボです。
例えば右の顎関節症に対して
右の合谷と手三里の場合もあれば
左の合谷と手三里が有効である場合があります。

押さえるコツがあり、
塊の反応に対して垂直に押さえます。
場所があっていても反応が無い方向に押さえると
効きません。

効果のない方もおられます。
①顎関節の骨に変形がある。
②心因性など脳の緊張。
(脳から直接出てきている末梢神経が影響していると考えられます)
③噛み合わせなど歯が悪い。
④氣(生命力)が足らない為、治癒力が無い。
⑤消化器の問題・心理的な問題などから
 食べない方が良い(補償作用)など
様々、複合的に考えられますが
マウスピースでよくなる方もいらっしゃるし
他の考えによる治療法が
有効な場合もあります。

治療者、患者どちらの立場でも
「思わぬ発想で道が開ける」
可能性に耳を傾ける
心がけを持ち続けることは
良いように思います。

私自身も築き上げられた自分自身より
まだまだ、
見過ごされた、知らない自分があると思っています。
考えにこだわり過ぎず、
目を開いていきます。

先日、阪神タイガース(阪神ファンです)の
赤星選手が脊髄損傷の為
引退されました。
必要な方に車椅子を
プレゼントされていた。
赤星選手、自身が
お体が不自由になる可能性のある
大ケガをされたのも
不思議な思いです。

引退は残念な事なのですが
今までとは違っていても
新たな自分として
輝かしい
第二の人生を応援いたします。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年11月24日火曜日

THIS IS IT


マイケル・ジャクソンの映画
「THIS IS IT」
を見て気ました。
すべての曲を知っているほどではないですが
小学高学年から中学ぐらいに
レンタルレコード店へ通っていまして
聴いていましたので、
(ムーンウォークも練習していました)
昔と歌もダンスも変わりなく
年齢を感じられませんでしたし
かっこよく、懐かしかったです。

コンサートのリハーサル風景の
ドキュメンタリー映画で
出演者、スタッフとのやり取りに
関心を持ちました。

すべてのスタッフは一流で
「マイケルとのステージを
目標にしていた」という
ダンサー、演奏者がほとんどでしたので
マイケルといるこの場が、
生涯の最高の場であり
尊敬の念がアリアリと感じられました。

マイケルは、
完ぺき主義で
曲のアレンジは原曲のままを追求し、
楽器演奏、ダンス、演出
すべてのスタッフに指示を出し
マイケルを引き出す作業のように
感じられました。

しかし、反面にマイケルの歌にスタッフが
盛り上がり、マイケルを乗せようとすると
「今日は声をセーブしてるんだ。乗せないでくれ」と
コメントがあり、思考でコントロールしている
マイケルは表現しても、
感情で盛り上がる事は戸惑っている
印象でした。

ダンサーに注意するときに
「曲のために言っているんだ。わかるよね」
イヤホンに不快感を感じて演出家に不満を言ったときに
「君に言っているのも、これは愛なんだ」
など、マイケルは怒ってはいけない。
小さな事にこだわってはいけない。
何か思い込みがあったように感じました。

神格化され、意識の集合体であるマイケル像と
本来のマイケルとの違和感が開き
押さえられたマイケルの
影(表現を押さえらられている感情など)が
感じられるシーンもありました。

例として、医者(教師、父母など)が私生活でも
自分=医者の顔(ペルソナ)としか
表現できないケースが見られます。
マイケルの場合、
神格化されたマイケル像=自分
「皆が思うマイケル像以上にならなくては。」
と認識してしまうと、
影も強くなり大変だったのかも知れません。

私たちも意識的、無意識的に
縛られたルールにより
自分、家族、周りの人たちを
苦しめてはいないでしょうか?

しかし、THIS IS ITの公演の主題である
「世界を癒す」思いは、
マイケルの本心であると信じて疑いがありません。
ご冥福をお祈りいたします。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2009年11月11日水曜日

子供のことば・・

以前来院されていた
こどもの患者様の言葉ですが、
小児鍼(まったく痛みはありません)の
後に母親に子供さんがいらっしゃる横で
「子供の病気で疳虫(カンムシ)
 というのがあります。
 体調が悪いときに甘いものを
 取ると風邪になったり、
 悪くなり易いので、
 治るまで食べないほうが
 いいですよ。」
と、お話した事があります。

後でお聞きしたのですが、
帰りに母親が
「ケーキ買って帰ろうか!」
 と母親がいうと
「何言ってるの?
 先生がダメって言っていたよ!」
と好きなケーキなのに言ったそうです。

信頼して頂いていることに感謝いたしましたし、
大人になるにつれ、
本来の素直な感情や思考など
自身が様々なストレス、
欲求のために変化させて
表現しているような事を
考えさせられました。

老子の書籍の中で
究極のこころのあり方は
「自然のまま、あるがまま、嬰児のごとく・・」
とあります。
さらに
「素朴、寡欲、絶学・・」
「文字を捨てる」
とあり、「えっ」と思いますが、
知識、思考が本来の自分が
囚われないようにしなければ、
いけないと感じました。

患者様に施術させて頂いておりますが、
人生のテキストとして
様々なヒントを与えて頂いております。

学ぶことを大切にし、
それに囚われないよう
自分らしくを探求していきます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年9月21日月曜日

秋の過ごし方のおススメ~

秋の過ごし方ですが、
「“氣”を溜める」がテーマです。
ある程度、体力がある方ならば、
夏は熱が多く大気の氣があるので
氣(はたらきのエネルギー)
血(筋肉に潤いを与える)
水の消耗は多いなりに過ごすことが出来ます。
しかし、寒さに耐えるには、
身体の氣が必要となります。

動物と違い、たくさん食べることは
普段から十分に足りている人であれば
必要ないです。
(胃腸に負担がかかり返って消耗いたします)

夏の暑さにより失われた
氣血水の消耗を
回復される為、
身体的な休養と
脳の緊張がありますと筋肉も緊張いたしますので
リラックスが必要です。
肩こり、腰痛、こむら返り、筋肉が疲労し易いなど
これらの症状があるうちは
休んでください。

十分に休養が出来ますと
ストレス発散と
運動がいいです。
後天の氣(出生以後に貯める氣)は
胃腸が活発になると飲食から作られます。
手足を動かすと胃腸が活発になります。

しかし、やりすぎは禁物です!
返って氣が消耗いたします。
心身の疲れ、痛みなど
「からだの声」を良く聞いてください!
“身体・精神・胃腸に無理がかからない様”
心がけて、
運動と安静のバランスが重要となります。

普段から「氣」の少ない方は
(病中、病後、産後、疲れやすい、胃腸が弱い、
 落ち込み易い、手足に汗をかきやすい、など
 脉診では脉が弱い、細いとなります)
夏場に氣血水が非常に消耗いたしております。
十分な安静が氣のある方より必要です。
とにかく休んで氣を消耗させない様に
心がけていただき、
運動というより、ストレス発散のために
体力を温存しながら生活される事を
おススメいたします。

しかし、極端に体力が「ある」「ない」方より、
この間の方がほとんどだと思われます。
ご自身の体調を「からだと相談」して
どのくらいで「安静」と「運動」の
割合がよいか探してみてください!

中国の老子を訳した本に
「国を治むる者はまさに民を愛すべく、
 身を治むる者はまさに精氣を愛(おし)むべし」
と治国と治身を表した言葉があります。
新政府もそうであればいいですね。
ご自身の精氣を愛んでください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年9月7日月曜日

ありがとうございました!

昨日、皆様のお陰で
20周年シンポジウムが
大盛況で無事終えることが出来ました。

ご参加頂いた皆様には
至らないところも
あったと思いますが
皆様のご協力で
今回の充実したシンポジウムとなり
有難う御座いました。

打ち上げで
書籍を読ませて頂いており
尊敬の念がありましたので
「何を聞いていいかわからない、けど聞いてみたい」
という感じで支離滅裂でも
上田先生、大下大圓先生
気さくにお話ください有難う御座いました。

少しその時のお話をご紹介させて頂きます。
大下大圓先生から
お伺いしたお話です。

「和という語源をご存知ですか?」
とスタッフ何人かにたずねられました。
調和、円などと意見いたしましたら
「語源は、龢」
右にノギ辺(食べ物、食)があり
左に屋根があり
柵があって
「人が住む」
ということです。

家庭という単位が和の語源だそうです!

現代、損得で
和を大切にすることが
重要視され
「自分を消してしまっている」
「自分をかけがえがないことを忘れてしまっている」
そう思いました。

「和」
家族、身近な人などから
「みんなで自分らしい」を
表現できればと思いました。

大下先生、上田先生、五木先生、帯津先生
本当にかけがいのない時間を有難う御座いました。

青龍サコダ鍼灸治療 迫田 敬一

2009年8月23日日曜日

ペルソナ

芸能人の方でイメージと異なる
事件がありました。
この時ペルソナが浮かびました。

ペルソナとは?
ユング心理学で対外的な自分の事です。

社会の中で自分を表現するのに
思いついたことを口走ったり
思いのままに表現し過ぎる。

対して自己表現に乏しく
周りに合わせ過ぎる。

どちらも誤解を生んだり、
不満が募り易いです。

ペルソナを仮面に表しますと。

いろんな仮面がありますが、
目、口、鼻が穴から
どのぐらい見えているかが
内面の表現の度合いです。

開いている穴が
大き過ぎても
小さ過ぎても
自分らしく無いです。

たとえば
ペルソナが「いい子」過ぎてしまうと
外面と反する感情が突然出てきて
時に凶暴に
反社会的行為を
してしまったり、

男性性が強すぎると
女性性が出現したり
などがあります。

自分のこころ全体を
見つめ(内観)
自分らしい表現が出来れば
楽だと思います。

それと、年齢、成長、病、環境などにより、
ペルソナは、変化するものですので
自分自身も含め、
日々成長と思っています。

内面を押さえすぎると
大きくなり
コントロールできなくなります。
心身ともに症状などが現れますので、
程よく自分らしい表現ができればと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年8月14日金曜日

「地球が緩む?」

いつも来ていただいている
パーキンソン病の患者様が、
「最近、地球が緩んでいるみたいやなぁ?」
とおっしゃられました。
体調維持に重要なので
いつも“緩み”のお話を
させて頂いておりますが、
昨今の異常気象を見ていますと
「なるほど」と感じられます。

「緩む」とは、
気が緩む、体が緩む。
などイメージいたしますが、
緩み過ぎはよくありません!

氣(生命力)は、丹田(下腹部)に
蓄えられていなければなりません。
現在のお体の「若さ」とも
表現できますので、
減らすわけにはいかないです。

継続的な身体的疲労や
精神疲労
他(手術、ケガ、出産、病、食生活など)で
消耗いたします。

この氣は締める作用があり
充実していると、
心身ともに安定し
自然治癒力があります。

消耗してくると、
緩んでしまい、
氣が煙のように上昇し
胃、胸、肩、頭部に
余った“熱”として
溜まります。
 
東洋医学で「熱」とは?
体温だけではなく
働きも表します。
余った熱は、
余計な“働き”となります。
症状、病、過緊張、過行動などとなり、
自律神経症状、更年期障害、精神不安定、体臭、がんなども
余った熱です。

過行動では、
イライラ、潔癖、ソワソワ、食べすぎ、
動きすぎ、考え込む、不眠など
危険信号です。

ご自身で出来る対策の基本は、
ゆっくり話す。ゆっくり食べる。
ゆっくり休む。ゆっくり歩く。
すべても事をゆっくりです。
心身ともに緊張して、興奮し易いので
ゆっくりを心がけてください。

余裕が無い→緊張→余裕が無い→緊張→・・・・・

氣が減り始めると
まず、上記のように緊張し過行動となります。
負の連鎖を断ち切らなければ、
最後は“動けなくなります”

地球はそうは、
ならない事を願います。

青龍サコダ鍼灸治療院  迫田 敬一

2009年8月6日木曜日

夏のお疲れ対策!



毎日暑いですね。
診療で患者様を診させて
頂いていますと、
お疲れで筋肉が硬く
コリ、痛みとなっているケースが
見かけられます。
東洋医学で
「陰虚」の状態です。

「筋肉をやわらかくするには?」
1、酢を飲む
2、柔軟体操
3、リラックス
などなどあげられると、
思います。

1、 酢は?
確かに筋肉を酸味は潤いますが、
「取り過ぎは毒です」
摂取すると体内で
「水を集める性質が潤いを与える」
となれば良いのですが、
胃が不調ですと胃の負担が増します。
鏡の前で舌を出し
濡れ過ぎていては、不調です。
(食べれていてもです)

2、 柔軟体操は?
力を抜いてが原則!
筋肉に潤いの無いこの時期に
冷房で冷やし
筋肉が益々縮んでいる状態ですので
怪我をし易いです。
「呼吸」を止めずに
痛くない様に
伸ばしてください。
自力より、力の要らない
他力がいいです。
必ず痛みが出ないように注意して下さい。

3、 リラックスは?
とても良いです!
暑さでイライラしていますと
脳の緊張から体が過緊張と
なり、疲労が増します。
手軽に行うリラクゼーションとして
腹式呼吸がおススメです。
椅子に腰掛けるか、
出来れば、仰向けとなり、
下腹部(おへその下)に手をあてます。
鼻から息を吸い下腹部まで吸い込み、
ゆっくり口から吐きます。
この様なイメージで呼吸をいたしますと、
手をあてている下腹部が
膨らんだり縮んだり
感じられるようになります。
目を閉じ行いますと
自律神経の副交感神経が優位になり
リラックス状態を得られます。
氣功としても効果があります。
無理せず疲れないよう
(一生懸命せず、疲れない様に
しないと交感神経優位となり興奮となります)
5分ぐらいがいいと思います。

まだまだ暑い日が続きますが、
ご参考にして頂ければと思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年7月23日木曜日

パーマカルチャー体験!


19日にパーマカルチャースクールの
デザインコースに参加いたしました。
雨の予報でしたが影響もなく
楽しんで参りました。

心療内科専攻生の折、
お知り合いになった方が
2年前の東京でのシンポに出展なされていて
「パーマカルチャーな生活をしています。」
ということで本をご紹介して頂きました。

昨年12月に設楽先生にフォーラムでご講演いただいて
益々関心が高まり参加させて頂くこととなりました。

当日は、初めてにもかかわらず、
すんなりと仲間に入れて頂きました。

皆さんが育てている畑の手入れ
直径60cmほどの池を作りました。
以外にこれがすごく面白かったです。

将来は自分の食べる自給率を
「100%にできればいいなぁ」と
夢見ておりますが、
「田舎で暮らすだけで、のんびり出来る」と
いう訳ではないと思います。

・田舎で自然と暮らす知恵を得ること、
・ コミュニティとして円滑な人とのつながり
・ 医療
など問題があります。

コミュニティとして思うことですが、
どこに暮らしていても、
「自分自身が言いたいことを言えない」
「偏った表現をしてしまう」
「損得で考えてしまい、
相手を攻める。本心を言わない」など、

自分らしい自己表現が出来ていないと
人間関係からの
ストレスから逃れられない。

自身の心を内観し、
偏らない自分らしさが
表現出来れば
自他ともに“楽”だと思います。

ホリスティック医学を生かした
パーマカルチャーな生活ができれば
と思っています。

また参加させて頂きますので、
設楽先生、皆様宜しくお願い致します。
有難う御座いました。

追伸・
愛場先生、奥様。蘭ちゃん良かったですね!
愛情が治癒力を引き出せたのでしょうね。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年7月6日月曜日

かぼちゃスープ!


暑さにより食欲も低下し易い時期に
かぼちゃスープはいかがでしょうか?

関西支部のフォーラムでも
ご講演いただいた船越康弘氏の
著書「わらの料理」美健ガイド社~より
ご紹介させて頂きます。

底の深い鍋に
・ かぼちゃ(350g)
・ 玉ねぎ (150g)
・ にんじん (50g)
の順に小さめに切り重ねて入れます。
最上層に塩少々。

一般的な料理の常識では
「火の通りにくい食材は火に近い鍋底」
ですが、
陰(発散性)な食材が鍋底
陽(求心性)な食材が上層
となり、重ね煮といいます。
食材の隠れたおいしさを引き出す
調理法です。

弱火で20分ほどいたしますと火が通りますので、
豆乳(食材が浸るぐらいの量)とともにミキサーにかけます。
滑らかになりましたら
鍋に入れ中火で温めます。
お好みで豆乳を足し
塩、コショウをいたします。

分量は、あまり気にせずにおいしく出来ます。
男性にもおススメですが
お子様や女性には、
特に喜ばれると思います。

日々の臨床のなかで
お仕事をなされながら
家事をしておられる
過緊張で症状が軽減し難い女性を
よくお見かけいたします。

奥様やお母様が倒れられたら
家族全員が大変なことに
なると思われます。

いろんなご事情が
あるとは思いますが、
家事をすべて女性がするべきものだとは、
限らないと思います。

偏って負担を賭けすぎてしますと
自分に帰ってくる可能性があります。
少しでもみんな分け合えれば、
みんなが持続可能と思います。

フル回転で頑張っている奥様、お母様など
いらっしゃれば、かぼちゃスープで、
「スイッチを切る」ひと時を
ご家族からプレゼント
されるのはいかがでしょうか?

ちなみにごく少量のきな粉(砂糖なし)
をいれますと、違った味わいを楽しめます!
(私事ですが、調理師免許を一応持っています・・)

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年6月24日水曜日

今から備える暑さ対策!

暑さが厳しく
感じられるようになりました。
真夏に備えて、
暑さを少しでも和らげる“コツ”を
ご紹介させて頂きます。

すでにクーラーを入れている方も
いらっしゃると思います。
6月の中旬から
低い温度に慣れてしまうと、
「暑さに弱い体」に
なります。
真夏に
北海道でお住まいの方が、
大阪へいきなりいらっしゃるようなものです。

ご病気、ご高齢など体力の無い方は、
対応できないで
熱中症などになる恐れがありますので
ご注意が必要ですが、
暑さのピークを迎えるまでは、
なるべく暑いと感じられ、
汗が出る温度にしていることが、
おススメです。

また、クーラーは
一番暑さが厳しい時期に
汗が出るぐらいの温度で
体力の消耗を抑える程度に
されることをおススメいたします。

「汗をかく」ということは
“体内の熱を体外に出す”
ために必要な作用です。
今から「汗をかく作用」を
活性化していた方が
真夏は暑さが少しでも
“楽に感じられます”
(サウナや刺激物の飲食は
体力を奪われますのでご注意ください)

東洋医学では、
「胃が水分を吸収し、
全身を潤う」という考え方があります。
冷たい飲食を取りすぎると、
胃も筋肉なので緊張して
働きが悪くなります。

東南アジアのある国では、
冷たい飲み物がある自動販売機は
「観光客用」だそうです。
「夏こそ暖かいものを飲む」ことが
“病院にかからず、
 自己防衛する知恵です“

「スイカは泌尿器の働きに良い」
とされますが、
“冷たく無い”が付きます。
滋養があり、瑞々しいスイカですが、
冷やすと、胃に負担をかけますので良くないです。

東洋医学の舌診(ゼッシン)で
舌が“ネチャネチャ”
湿気ると胃の働きの低下を
表します。
冷たい物は、
水分補給よりも
嗜好品としていただき
“ネチャネチャ”しないよう
体力に合わせて、
お体と相談して容量を
超えないようご注意ください。

夏バテ、夏風邪予防にもなります。
お体ご自愛くださいませ。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年6月5日金曜日

シンポジウム・講師の先生~おススメ本~

シンポの実行委員長であります。
木村先生に教えて頂いた
お招きさせて頂きます先生方の
現在の心境が感じられる
著書をご紹介させて頂きます。
(カッコは私的な感想です)

五木寛之先生 
「人間の覚悟」新潮新書
(未来を妄想的なポジティブに考えるのではなく
 現状を受け入れ覚悟することにより
 地に足が着いた未来を築こう
 というメッセージが伝わる本でした。)

上田紀行先生 
「かけがえのない人間」講談社現代新書
(かけがえのない自分とは、
 周りに合わせる。周りから評価される。
 これらに囚われ、本心を発言できずに
 オリジナリティーのない自分では、
 かけがえのない自分に気付けない。
 自身の本心を見つめ表現していく
 オリジナリティーな自分こそ
 かけがいのない人間であり、
 すべての人間が
 かけがえのない事に気付ける)

大下大圓先生 
「いい加減に生きる」 講談社
(仏教とは、仏さまのマネをして
 生きる方法を教えてくれるもの。
 枠に囚われることなく
 他者を認め合う“中道”ホリスティックである。
 と書されていて
 私の仏教に対する
 イメージがかなり変わりました。
 スピリチュアルカウンセラーとして
 がん患者さんと関わることで
 傾聴し患者さんの心を開き
 自らも成長してゆく姿勢は
 尊敬いたしました。)

3名の講師の先生の本を
読まして頂いて
・個としての今の生き方
・日本人としての今の生き方
・人としての今の生き方を
気づかせて頂けることと思います。
帯津先生と合わせて
楽しみなシンポです。

皆様も宜しければ
読んで見られては
いかがでしょうか?

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年5月29日金曜日

インフルエンザ~

関西での新型インフルエンザの感染は
徐々に治まりつつありホッといたします。

発病者が発見された高校に心無い中傷が多いそうです。
また、東京で行われたあるコンサート会場では
「関西人を隔離しろ!」と警備員に詰め寄るなど
関西から来たというだけで
バイキン扱いされた方もおられるようです。

ストレスを受けて、日常のウップンと相乗し、ストレスに飲まれ
正義の名の下に発散することは、
歴史の中でも繰り返し行われることでありますが、
寂しいことです。

しかし、
自分のこころの中にも誰かに攻撃をされると
投げ返してしまうこともあります。

本心であるならば怒りを表現することも
いいと考えていますが
(発散する怒りとはかなり表現も違うと思います)
思いついたことや
防御反応で口走ったり
してしまうと
後で後悔することもあります。

私の一つのテーマとして
「どんな状況でも、自分らしく!」
を目標にしています。

無理をして「いい人」
になりたいのではなく
常に自分で有り続けていないと
後でいろんな失敗を取り返すのに
苦労するからです。

少しずつでも
進歩できればと思います。

9月6日に「今を生きる力」
と題して関西支部20周年シンポジウムを
開催させて頂くことと
なりました。

当協会会長、帯津先生と
五木寛之先生、上田紀行先生、大下大圓先生
をお招きしての盛りだくさんなシンポジウムです。

今回の新型インフルエンザなど
現在や未来の様々な困難にも
立ち向かえるようなお話を
お伺いできると思います。

次回は講演者の先生方の
おススメ著書を投稿させて頂きます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年5月15日金曜日

甲子園~



GWにお出かけをされた方も
多いと思います。
私は、野球観戦と和歌山(渋滞は14KMでした)
に行ってきました。

野球観戦で甲子園へは
年に何度かは行きます。

普段、一人で施術をしておりますので
時々、一体感得られる甲子園は
楽しみにしております。

岸和田市出身ですので、
もの心が付いてからは
だんじり祭にも現在まで
毎年参加しております。

日常では、
団体行動はあまり好まないのですが
悲しみなどと違い、
”楽しむ”のは
個人では限界がありますし、
数年前の関西支部シンポジウムで
ご講演いただいた
飯田史彦先生の著書にあります。
「トランスパーソナルな状態」
がとても心地良いのかも知れません。

人間はもとより
人とのつながりを大事にする
生き物なのかなぁ
意識の共有を持つ時間は
大切なのかなぁ
と思う事があります。

反面、「人と同じでないといけない!」
というのも自分の表現を狭くし
自分自身で
”窮屈なルール”に
縛られがちでは
無いでしょうか?

人生の中で
人と合わせることは
”自分の身を守る”
ことに感じられ
ついつい、どんなときでも
囚われて
しまいがちでは
ないでしょうか?

人は「個」だけでは
存在できません。
しかし、大勢の中で
「自立」していることで
自分らしさを表現できればと
思います。

いつも関西支部でお世話になっております
スタッフの皆様には
自由な発言をさせて頂き
同じ思いを共有し表現できる場を
与えて頂き
感謝いたしております。

フォーラムにお越しの際に
(準備に忙しいときには
 失礼がありましたらご了承お願い致します)
いい出会いがあれば
幸いです!

ちなみに試合は阪神が負けてしまいました~

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年5月4日月曜日

2009年ホリスティック医学協会関西支部 シンポジウム


2009年ホリスティック医学協会関西支部の
シンポジウムの内容が決まりました。

チケットは5月14日より受付開始です。
詳しくはホームページをご覧下さい。

2009年4月23日木曜日

淡婆姑


江戸時代の医者で
岡本一包という
名医がおられました。

この方は、
「曽根崎心中」で有名な
近松 門左衛門の弟です!

鍼灸・漢方薬などの著書を
たくさん残されていますが、
「和語本草綱目」
という本に
淡婆姑(タバコ)について
書いてありました。

氣の巡りを早くさせ
陰(体の潤い)を
消耗させてしまうなど有害な
記述だけでなく
氣の巡りが早くなることで
体の活性化、お酒の酔い覚めになる
など効用も書されています。
(少量という意味で
 過ぎれば必ず有害とあります)

喫煙はお勧めではありませんが、
無理をなさっていて過活動な方や、
ストレスのはけ口として
喫煙されている方が
急な禁煙をなされても
心身のバランスを
崩す場合がある様思います。

少しずつ過活動が抑えられ
喫煙以外のストレスのやり場を
模索しながら
禁煙へと向かってゆければと
思います。

「百害あって一利なし」
と思われる事柄にも
ほんの少し「利」
があるかも知れません。

人間関係においても
嫌いな人は
「お会いしたくない」
ですが、
その人から得られる気づきが
隠れているかも知れません。

変なプラス思考で
嫌いな人を好きにならなくても
いいでしょう。

しかし、
「人のふり見て我がふり治す」
「自己表現でかけている部分を極端に表現している」
自分に似ているから嫌い
自分が抑えていることを表現するから嫌い
などが、あるかも知れません。

「一利」も無いこともあると思います。
そこで「一利」を見つけられることが
出来ればと思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年4月6日月曜日

花粉症~

花粉症についてですが、
私自身、18年目の花粉症です。
この間に仕事、考え方、生活が
変化しながら、

鎖骨を叩く。
後頭部を緩める
(青竹のような形で固めの枕を使用する)
頭のお灸
食事や運動。リラクゼーション。

いろいろ対応してきました。
スギとヒノキに
アレルギーがありますので
2月~5月だけですが
大変でした。


今年は1日だけ
症状のひどい日が
ありましたが、
楽な日が多かったです。

現在、気をつけていることは、
「冷えにくい体を保つ!」
です。
逆に言えば、
冷えやすいことを避ける。
しかし、単純に温めるという訳では
ありません。

冬場~発症時期の
発散を抑え
「氣が消耗しないように!」
(過度の刺激物、肉食、果実、アルコールの飲食。
過度のストレス、過度のSEXなど)
目安としては、冷や汗が手足、体に出ないように上記を過度に行わない。

運動や暑くて汗をかくのは
宜しいのですが、
少しの刺激で汗をかくのは
氣が消耗しているからです。

脉では、(参考
弱く細い方は特にお気をつけください。

ほか、尺が弱く
寸が強い方も
のぼせが強いので、
悪くなりやすいです。

ただ、ストレスになることは
良くありませんし、
「発散することも時には大事です。」

お体と相談しながら
過ぎないことを心がけ
ご自身に合った
養生をして頂ければと
思います。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年4月1日水曜日

脉診~左右の脉

フォーラムにおこし頂けなかった
皆様には馴染みの無いお話かも知れませんが
一読頂ければと思います。

3月29日のフォーラムで
ご質問いただきました
「脉診は左右のどちらを診るのが良いですか?」
口頭でもお答えさせて頂きましたが
改めてご説明させて頂きます。

脉診は両方の脉を診る事をお勧め致しますが、
「男は左、女は右」
と古来より言われまして
男性は左が優位で
女性は右が優位とされます。

左は、氣の発散性を表し
一度に使える氣の量を表します。
「男性の方が力がある」など
心身ともに使える力を現しています。

右は、氣の求心性を表します。
女性は、お子様を授かる権利がありますので
おへその下を中心に氣を集めることが重要です。

しかし、女性でもお体が丈夫でお仕事も
男性より能力のある方もたくさんおられます。
全体として比べた場合の比較であり
個人では一概には言えないです。

ただ男女とも優位であるべき脉に
力が無ければ、
調子が良いとは言い難いです。

男性で左の脉に力が無ければ、
お疲れが取れない感じで
お仕事にも差し障ることも・・
女性で右の脉に力が無ければ、
月経などに異常をきたすことも・・

病名は医師の診断が必要ですし、
専門の施術者に
脉診を診てもらわないで
安易に「~が悪い」とは考えないほうが
良いです。

しかし傾向として、
脉に偏りがある場合に、
生活習慣を見直されることはお勧めです。

男女ともいつもより
脉に力が無いと「気疲れ」
の場合が多いですが
特に左の脉に力が無いと言う事があります。

皆様のご参考になればと思います。

次回は、花粉症についてのお話
(脉診も織り交ぜていきます)
 
青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年3月30日月曜日

ご参加ありがとうございました!

昨日、フォーラムに来て頂いた方々
ありがとうございました。
熱心な皆様のおかげで
フォーラムも盛り上がり
たいへん感謝いたしております。

脉診は難しいこともありますが、
少しでも出来ることから
続けていただければ
技術を習得できますので
出来れば毎日1回脉診してみてくださいね!

例えば、トイレに行く前と後、
食事前、食後。
疲れた日、楽しかった日など
ご自身の思うよりお体は
変化いたしております。

ご自身やパートナーのご理解につながり、
よりコミュニケーションが深まればと願います。

次回の投稿で講演後のご質問いただいた
「左右の脉の違い」
をさせていただきます。
お楽しみに!

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年3月10日火曜日

次回、フォーラム!

ご無沙汰をしております。
やっと確定申告の提出ができました。

用事も重なりあわただしく過ごす中
ブログの更新はお休みさせて頂いておりました。
また、
ぼちぼち投稿させて頂きますので
宜しくお願いします。

次回の3月29日のフォーラムは、
私が講演させて頂くことになりました。

脉診のお話ですが、
様々なパートナーとのコミニケーション
につながればと思います。

「脉を診る」事は、
治療としては難しいところもありますが、
元調理師だった私も仕事としておこなって
ますから、コツをつかめばそれなりに
診れます!

今回、脉診の講演でコミニケーションを趣旨にいたしました
きっかけは、ある患者様のケースからでした。

お子さんとうまくいかず
お互いの理解に誤解がありましたが、

臨床でお話しをしていく中で、
脉診から得られた
ご自身の事を理解することから、
お子さんに対する見方が変わり

コミニケーションを良好に取れるようになった
患者様から思いつきました。

相手を知ることから自分を知る
自分を知ることから相手を知る

コミニケーションのきっかけになれば
幸いです。

いらっしゃる折、
パートナーの方とご一緒に
来られるのも良いかと思います。
(お一人でも大丈夫です)

また、臨床でお使いになられる方にも、
お聞きいただければと思います。
脉診は鍼灸、東洋医学だけのものではなく、
いろんな方に使って頂ければこれも幸いです。

楽しみにしていますので、
フォーラムで
お会いいたしましょう~

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年1月22日木曜日

念願の・・・


新年会の前に龍馬ツアーをおこないました。
あいにくの雨の中、参加してくださった
皆様、お付き合い頂き有難う御座います。

ことの発端は、
関西支部スタッフで集まった折に
黒丸先生と私が大ファンで
たびたび
坂本龍馬の話が出てきましたので、
今回、企画することとなりました。

そもそも坂本龍馬ファンでなければ、
関西支部で皆様とお会いすることも、
鍼灸師になることもなかったと思います。

18年ほど前は、調理師でした。
その他に転職もしましたが、
子供の頃より料理に関心がありましたし
良かったのですが、
何か物足りない感じでした。

それまでは、
自分のことしか考えていなかったのですが、
友達の影響で
(母の実家が高知県ということもあり、父は鹿児島です)
坂本龍馬を調べていく内にファンとなり、
自分も人や社会に貢献したいと思い始め
やりがいを感じるようになりました。

自分のためにだけに頑張っているときは、
出来ることしか頑張らないでいましたが、
地道に鍼灸師となりました。

龍馬という人は、
自分が成り上がることだけでもなく
自己犠牲で世の中を変えるでもなく
楽しんで世の中に貢献していた人。
と感じています。

当時と違い龍馬の年齢は越してしまいましたが、
足元にも及びません。
(そんなに当時と変わっていない様な気もしますが・・)
ぼちぼち、楽しんで貢献したいと思います。

龍馬さんには、
皆様と出会い
何とか、ここまで頑張れたことに感謝です。

最後に龍馬の言葉で、好きな文をご紹介させて頂きます。
  
   『世の中の人は何とも云えばいへ
        わがなすことは われのみぞ知る』

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年1月18日日曜日

今日は京都で・・・

今日はあいにくの雨ですね。
京都で関西支部の集まり(新年会)があります。

私事ですが、この1週間風邪気味でした。
偉そうに診療させて頂いておりますので
面目ないですが、
正月のハプニングと不節制がたたっています。

症状というのは、「うっとうしい」と思ってしまいますが、
この疲れをためてしまうと、
後々大きな問題となる可能性がありますので、
疲れたら回復するサイクルは
ある程度は早い方がいいように思います。

気合を入れる時も大事ですが、
日常の緊張状態が強いと、
「元気」だと錯覚してしまう事もあります。

理想では、その日の疲れはその夜のうちに!
その週末のうちに取れるのがいいですね。

しかし生活の中ではなかなか難しいので
精神的・身体的にリラックスの時間が、
1日の中で短い時間でもあれば、
かなり違って来ると思います。
30分、10分でもリラクゼーションを
心がけてみてはいかがでしょうか?

新年会の前に少しイベントがありますが、
次回、投稿させて頂きます。

皆様も寒さが厳しいですし、
土用入りしていますので
体調の変化を起こしやすい時期です。

お体、ご自愛ください。
青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年1月5日月曜日

新年早々・・



明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

年末年始に車で旅行に出かけたのですが、
行きは4時間。
帰りは、15時間かかってしまいました。
(ウレタン製のチェーンが切れて、
代わりに鉄製のチェーンとなり・・・)

雪でチェーン規制されて、
延々時速30キロ走行でした。

途中、スリップして反対車線に飛び出したり、
前の車がクルクル回ったりと、
恐怖な時間となりました。

初めは来たことに後悔し
イライラしていろんな事に
腹立たしく思いましたが、
だんだん余裕がなくなってくると
恐怖ばかりになったり、慣れて来てみたりを
繰り返しました。

最悪でしたが、自分を見つめなおす機会となり
自分自身の嫌な面が見え、
周りの人の有り難味を感じました。

追い込まれないと周りの有り難味を
気づかないまま過ごしていたり、
思い通りに行かないと憤慨したり、
そんなことをしていても、
結局、精神的肉体的にダメージがあるのは
自分なのです。

無理にプラス思考もよくありませんが、
毎日の生活の中で
本当の自分を覆い隠してしまっているのかも知れません。

思い通りに行かないと思えることも、
魂の意見では思い通りなのかも知れません。

事前のチェックも大事ですね~
失敗でした・・・

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一