2010年5月11日火曜日

東洋医学23



人体で土の性質を
脾土(ヒド)と呼びます。
・心腎=生命維持に重要な先天の氣
(生まれながらに持っているエネルギー)
・肺肝=氣血と氣血を運搬する氣
(活動するための氣)

飲食を消化、吸収し氣(後天の氣)に
変化させ心腎肺肝に供給する。
重要な役割があります。

古代中国で
李東垣という方が著された。
「脾胃論」という書物があります。
「健康は脾胃が働き良ければ大丈夫」
という考えがあるのですが
臨床的に納得する事も多いです。

胃はご存知と思われますが、
脾はイメージし難いと思います。

現代医学でいう脾臓は
血液に関係が深い臓器ですが、
東洋医学では消化器系です。
(以前の投稿に書きましたが、
 「解体新書」の和訳の際、
 「卑」という文字を意味嫌い
 消化器に分類されませんでした)

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

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