2009年11月11日水曜日

子供のことば・・

以前来院されていた
こどもの患者様の言葉ですが、
小児鍼(まったく痛みはありません)の
後に母親に子供さんがいらっしゃる横で
「子供の病気で疳虫(カンムシ)
 というのがあります。
 体調が悪いときに甘いものを
 取ると風邪になったり、
 悪くなり易いので、
 治るまで食べないほうが
 いいですよ。」
と、お話した事があります。

後でお聞きしたのですが、
帰りに母親が
「ケーキ買って帰ろうか!」
 と母親がいうと
「何言ってるの?
 先生がダメって言っていたよ!」
と好きなケーキなのに言ったそうです。

信頼して頂いていることに感謝いたしましたし、
大人になるにつれ、
本来の素直な感情や思考など
自身が様々なストレス、
欲求のために変化させて
表現しているような事を
考えさせられました。

老子の書籍の中で
究極のこころのあり方は
「自然のまま、あるがまま、嬰児のごとく・・」
とあります。
さらに
「素朴、寡欲、絶学・・」
「文字を捨てる」
とあり、「えっ」と思いますが、
知識、思考が本来の自分が
囚われないようにしなければ、
いけないと感じました。

患者様に施術させて頂いておりますが、
人生のテキストとして
様々なヒントを与えて頂いております。

学ぶことを大切にし、
それに囚われないよう
自分らしくを探求していきます。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

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