2010年3月16日火曜日

3月28日。予告・・

3月28日の
ホリスティック概論セミナーにて
「東洋医学とこころのバランス」と題しまして
お話をさせて頂くこととなりました。

今回、概論のお話を黒丸先生
東洋医学をテーマに各論として
野網先生と私です。

私の内容ですが、皆様の東洋的素因と
ユング心理学から
陰陽論の解説です。

ユングについて
カール・グスタフ・ユング
(Carl Gustav Jung、1875年―1961年)
スイスの精神科医。深層心理について研究し、
分析心理学(ユング心理学)の理論を創始。
無意識に関心が大きく
「人類の歴史が眠る宝庫」と
たとえている。

東洋思想に影響を受け
分析心理学に陰陽論的な
側面があるので
今回、東洋医学をご紹介させて頂くのに
引用させて頂きました。

私の診療でユング心理学を
カウンセリングしている訳ではありませんが、
・意識(表現している自分)
・無意識(表現していない自分。人類共通の無意識を含む)
意識と無意識のバランス(陰陽論)を図ることが、
「患者様らしく表現するお手伝い」と
心がけていますので
患者様にお話するのに
たいへん便利に使わせて頂いております。
(ユング心理学だけに影響されている訳でもありません)

無意識は押さえすぎると
「影」と呼ばれ
意識を弱らせ
表現を無意識が乗っ取ります。
すると身体的、精神的、社会的などに
多大な悪影響が現れますので
注意が必要です。

たとえば、
思考的な方は、
芸術や癒しなどで
感動や安らぎ
感覚、直感、感情など
少しでも表現できれば
「影」とはならないでしょう。

東洋医学は陰陽論をベースに
五行論があり鍼灸、氣功などが
施術されます。
しかし、陰陽(バランス)を考えない
施術は厳密には東洋医学ではありません。

心のバランスを考えるセラピーは
東洋医学といえますし
「良い物はたくさん施術すれば良い」
お考えは東洋医学的ではありません。
(東洋でされているセラピーという
見解では東洋医学ですが・・)

しかし、それで患者様に
有効であれば陰陽に
こだわる事が無くても
まったく問題ありません。

当日、テストもご用意させて頂いておりますので
お楽しみにしてください。

私自身。
黒丸先生、野網先生の講演も
楽しみにしております。
(くしくも昨年のシンポで
 お酒に○○なメンバーですが・・・)

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

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