2009年6月24日水曜日

今から備える暑さ対策!

暑さが厳しく
感じられるようになりました。
真夏に備えて、
暑さを少しでも和らげる“コツ”を
ご紹介させて頂きます。

すでにクーラーを入れている方も
いらっしゃると思います。
6月の中旬から
低い温度に慣れてしまうと、
「暑さに弱い体」に
なります。
真夏に
北海道でお住まいの方が、
大阪へいきなりいらっしゃるようなものです。

ご病気、ご高齢など体力の無い方は、
対応できないで
熱中症などになる恐れがありますので
ご注意が必要ですが、
暑さのピークを迎えるまでは、
なるべく暑いと感じられ、
汗が出る温度にしていることが、
おススメです。

また、クーラーは
一番暑さが厳しい時期に
汗が出るぐらいの温度で
体力の消耗を抑える程度に
されることをおススメいたします。

「汗をかく」ということは
“体内の熱を体外に出す”
ために必要な作用です。
今から「汗をかく作用」を
活性化していた方が
真夏は暑さが少しでも
“楽に感じられます”
(サウナや刺激物の飲食は
体力を奪われますのでご注意ください)

東洋医学では、
「胃が水分を吸収し、
全身を潤う」という考え方があります。
冷たい飲食を取りすぎると、
胃も筋肉なので緊張して
働きが悪くなります。

東南アジアのある国では、
冷たい飲み物がある自動販売機は
「観光客用」だそうです。
「夏こそ暖かいものを飲む」ことが
“病院にかからず、
 自己防衛する知恵です“

「スイカは泌尿器の働きに良い」
とされますが、
“冷たく無い”が付きます。
滋養があり、瑞々しいスイカですが、
冷やすと、胃に負担をかけますので良くないです。

東洋医学の舌診(ゼッシン)で
舌が“ネチャネチャ”
湿気ると胃の働きの低下を
表します。
冷たい物は、
水分補給よりも
嗜好品としていただき
“ネチャネチャ”しないよう
体力に合わせて、
お体と相談して容量を
超えないようご注意ください。

夏バテ、夏風邪予防にもなります。
お体ご自愛くださいませ。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2009年6月5日金曜日

シンポジウム・講師の先生~おススメ本~

シンポの実行委員長であります。
木村先生に教えて頂いた
お招きさせて頂きます先生方の
現在の心境が感じられる
著書をご紹介させて頂きます。
(カッコは私的な感想です)

五木寛之先生 
「人間の覚悟」新潮新書
(未来を妄想的なポジティブに考えるのではなく
 現状を受け入れ覚悟することにより
 地に足が着いた未来を築こう
 というメッセージが伝わる本でした。)

上田紀行先生 
「かけがえのない人間」講談社現代新書
(かけがえのない自分とは、
 周りに合わせる。周りから評価される。
 これらに囚われ、本心を発言できずに
 オリジナリティーのない自分では、
 かけがえのない自分に気付けない。
 自身の本心を見つめ表現していく
 オリジナリティーな自分こそ
 かけがいのない人間であり、
 すべての人間が
 かけがえのない事に気付ける)

大下大圓先生 
「いい加減に生きる」 講談社
(仏教とは、仏さまのマネをして
 生きる方法を教えてくれるもの。
 枠に囚われることなく
 他者を認め合う“中道”ホリスティックである。
 と書されていて
 私の仏教に対する
 イメージがかなり変わりました。
 スピリチュアルカウンセラーとして
 がん患者さんと関わることで
 傾聴し患者さんの心を開き
 自らも成長してゆく姿勢は
 尊敬いたしました。)

3名の講師の先生の本を
読まして頂いて
・個としての今の生き方
・日本人としての今の生き方
・人としての今の生き方を
気づかせて頂けることと思います。
帯津先生と合わせて
楽しみなシンポです。

皆様も宜しければ
読んで見られては
いかがでしょうか?

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一