2010年4月17日土曜日

東洋医学⑩

宣発粛降作用が低下すると
お肌の潤いが失い
皮膚トラブル、
呼吸器疾患
鼻水、冷え易い(風邪を引き易い)
体表の氣が少なくなり
(バリヤーが薄いイメージ)
心身ともに外からの
刺激に弱くなります。
寒さは天敵です。

氣はいくつかの種類があります。
・宗氣(呼吸器と循環器のリズムの調節)
・衛氣(体表をめぐり外からの刺激から守っている)
・営氣(水とこの氣が交じり合い血となる)
これらは、呼吸による陽氣と
飲食物から得られた陰氣が合わさり
作られます。
陰氣の割合が多いと
血、水(津液)となります。
ゆえに
肺氣=氣
といわれます。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月15日木曜日

東洋医学⑨



人体で金の性質を肺金(ハイキン)と呼びます。
・呼吸
・氣によって水をめぐらす事(潤い)
に関係が深いです。

①肺金の陽の氣は、
宣発です。
呼吸の呼気です。
濁氣(汚れた氣を吐き)
全身に氣によって
水をめぐらします。
(前回投稿の噴水のイメージです)
この氣が充実していると
外からの外邪(寒暖、ストレスなど)から
守るバリアーとなります。
腠理(ソウリ)の調整といいます。

②肺金の陰の氣は、
粛降です。
呼吸の吸気です。
清氣(きれいでエネルギーのある)を
吸い込む。
水を下半身へ送る

宣発、粛降作用
氣により全身に潤いを
めぐらせます。
お肌のお手入れとも
関係いたします。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月13日火曜日

東洋医学⑧


金について
秋、燥、西、夕方
金属、鉱物など
自然界では表され
下へ下へと「降りる」
“収れん(集める)”の氣(エネルギー)を
イメージして下さい。
東洋医学では、
粛降(シュクコウ)下降と清潔にする!
宣発(センパツ)発散する、体表の調節。
  噴水は上に上がるが下に散布されるイメージです。

人体では、
肺、大腸、鼻、皮膚、哀、悲など
表されます。
病気の兆候として
咳や呼吸の乱れ、皮膚の変化、鼻水、
精神的落ち込み等
現れます。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年4月10日土曜日

東洋医学⑦


少し脱線いたしまして、
「四神」について
各方位の守り神として有名ですが、
五行の氣を表しています。

東の「青龍」(セイリュウ)
西の「白虎」(ビャッコ)
南の「朱雀」(スザク)
北の「玄武」(ゲンブ)

青龍は、前回の投稿で
解説させて頂きました
「木」を表す四神です。
上へ上へと昇る性質です。
たなみに私の治療所は、
青龍という名を付けております。
流派でも私のセカンドネームでもありません。
日本の伝統的な脉診を用いた
鍼灸治療を施術いたしておりますので、
「東」
何も無いところから初めたので
「発生」
昇りすぎると落ちてしまう戒めの心。
「陽極まれば陰となる」
後は坂本龍馬ファンなので
「龍」」
という訳で青龍サコダ鍼灸治療院にしました。

白虎は、「金」を
表します。
林や森の中に潜む虎
神秘性を表す「白」

朱雀は、「火」を
表します。
熱の性質が極まる「赤」
火の鳥、鳳凰

玄武は、「水」を
表します。
亀と蛇が合わさった四神。
生命力、若さ、寿命を蓄える
「蔵する」性質

さらに、中央に
麒麟」は「土」を
表します。
上半身は陽を表し
下半身は陰を表しています。
また「黄龍」と表すこともあります。

次回は「金」についてです。

青龍サコダ鍼灸治療院
 迫田 敬一

2010年4月9日金曜日

東洋医学⑥






人体で木の性質を肝木(カンモク)と呼びます。
①肝木の陽の氣は、
疏泄作用です。
肝と胆の蔵府が
精神には(氣)身体には(血)を
めぐらせ安定させます。

②肝木の陰の氣は、
「血を集める」(収れん)
脳の血を集めないと眠れません。

疏泄=心身へ血をめぐらせる(陽)と
収れん=血を集める(陰)の作用で
心身へ血を供給する調節を担っています。

①疏泄が低下すると、
氣滞(氣がスムーズに流れない)
精神抑うつ、潔癖症。
イライラして怒りっぽい(口が苦い。下の裏の血管が怒張します)、
くよくよする。
胃の調子が悪くなる(氣滞と胆汁分泌低下)

②血の調節が悪くなると
1、逆上せ
不眠。めまい。耳鳴り。頭痛など
2、血行不良
手先足先の冷え。肩こりなど筋緊張。月経異常などの
症状となります。
(下まぶたをめくると白い、爪の色や変形が見られます)

肝=血とも言えますので、
肝は水分と氣が合わさり
出来ています。
水が減ると、氣(必要なエネルギー)から
熱(要らないエネルギー)となってしまいます。
自然界と同じく上に逆上せます。
(更年期、自律神経失調症など)
風と同じ作用です。
「風邪」(フウジャ)といいます。
肝氣は水蒸気がのぼるソフトなイメージ(正常)
風邪は風吹き荒々しいイメージです(病的)

その他
肝は活発な氣ですので
現代医学で内分泌系と関係が深い(亢進の場合は鶏の様、落ち着かない状態)
解毒
意思と決断力(五志=魂)
ユングは男性性の氣と表現していました。

肝陰(血)が消耗すると
目(視力、疲れ、眼瞼下垂)目の使いすぎに注意!
性欲力(心と体が原因の勃起力)ストレスと慢性疲労に注意!


よく使われるツボの1例
・太衝(タイショウ)、肝兪(カンユ)
肝の変動(虚実)に一般的なツボです。
・中封(チュウホウ)
ギックリ腰

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月8日木曜日

東洋医学⑤


木について
春、風、東、朝など
自然界では表され
上へ上へと「昇る」
“発生”の氣(エネルギー)を
イメージしてください。
東洋医学では、
舒展(ジョテン)意味は、すみずみまで!
通暢(ツウチョウ)意味は、円滑に!
2つ合わせて
疏泄(ソセツ)といわれます。

人体では、
肝、胆、目、筋、怒など
表されます。
病変の兆候として
手握る(心身の過緊張)、爪、涙(過不足)、
呼ぶような話し方、鳥の様なイメージ等
現れます。

つづく

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2010年4月6日火曜日

東洋医学④


木火土金水
(モク、カ、ド、ゴン、スイ)
どのようなイメージを
お持ちになられるでしょうか?
古代中国の人々は、
氣をイメージするのに
木火土金水、
子丑寅・・など
自然動植物で表現し、
氣をイメージし易く
工夫されました。
また、文字を読めない人にも
絵や図などで伝える事が可能でした。

次回より
木火土金水の
一つ一つ解説を致していきます。

今回、
五形(タイプ)を分類する
テストの画像を添付させて頂きました。
先天的な五行の形(タイプ)
を分類されるよう作成しましたので、
お試しください。

後天的な影響で
変化している場合も
多く見られますので、
「分類する目的ではなく
違う視点で見てみる

事におススメいたします。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一