2008年12月27日土曜日

今年は・・・

今年を振り返り、
私的にもいろいろありましたが、
世の中も速い速度で変化しているように感じました。

世界情勢、食、金融、職など
不安要素が浮き彫りになった年でした。

前回のフォーラムでお話いただいた
パーマカルチャースクールの設楽先生の講演で
「今の生活で、物がなくなると、どうなると思います?
奪い合いになりますよ」とおっしゃられていました。

私もそう思いますし、そうならない為に何か出来ないか?
と、非力ながらいつも思っています。

歴史的に見ても、戦争、暴動、革命の時
「飢える」ことにより残虐になったり
「正義による悪意」正しいことを理由に
非道な行為が行われてしまいました。

弱いものが諦め強いられなければならない。
こんな事は、いまでも行われております。

この先の日本で、繰り返されないことを祈ります。
みんなが飢えない世の中。

どんな時でも「他人もしているから」と
非人道的にならない自立した心。

欲求が尽きない物欲を満たす幸せから
心が満たされる日常。
そうなればと思い
ホリスティックを考えております。

ちなみに汚染米事件により
今年のお米は外国産が敬遠され
国産のもち米が使用されていますので
豊作なのですが高値で
おいしいということです。

いつもお世話になっている
お米屋さんに教えていただいました。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2008年12月14日日曜日

温泉水


先日、和歌山県橋本市にある温泉「ゆの里」へ行ってきました。

こちらには、2年ほど前より「温泉水」を汲みに通わせて頂いております。

きっかけは、私のところにいらっしゃっていた患者様から、
「胃がん、大腸がん、皮膚病などの病の方が、飲用しているお水がある」と
お聞きして通うようになりました。

大阪市内から1時間30分ほどかかりますが、
高野山の麓の田園が広がる静かな、いいところです。

こちらのお湯は他のお湯と比べて
のぼせにくく、冷めにくいという特徴があります。
お湯は本来、
陰性(氣を発散する)なのですが、
陽性(氣を集める)性質があるようです。
ただし、長湯し過ぎるとのぼせます。
(どんなに良いことも過ぎると逆効果です)

私の母は、お湯にのぼせやすい方ですが、
「ゆっくり浸かれる」と喜んでいます。

こちらの施設の方にお聞きしたところ
「昔、弘法大師がここを掘ると良い水が出ると言われたと、
言い伝えがあり、掘ると温泉が出た」そうです。

波動水と同じように振った方が良いか訪ねたところ
「波動水と違い振らないほうが良いです。
 生き物みたいに大切に扱ってくださいね」と
おっしゃられていました。
親切にお話頂き有難う御座いました。

また、2ヶ月はもつとの事なので、
影になるところで保管しておりましたら
味は落ちてしまいますが、大丈夫でした。

これからもお世話になりますので宜しくお願いします。

ご関心のある方が御座いましたら、
お勧めですのでご体験ください。

青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一

2008年12月9日火曜日

風邪のお話



よく風邪に葛根湯と言われますが、
飲んで良い方、悪い方がおられます。

葛根湯を飲む証は、
熱が身体にこもって発散できていない状態です。

体力があるので発散させてあげると良いです。
しかし、
体力がなく発散しては、いけない方が飲むと逆効果です。

わたし達は風邪を引くと
お風呂に入らない事が良いのか?
入いる事が良いのか?
悩みます。

ポイントのひとつは、汗が出ているか、出ていないかです!
汗が出ている状態の方には、
お風呂は、お勧めできません。
お風呂だけではなく
汗をかき発散させることはお勧めできません。
お酒、運動などです。

日ごろから体力があり、
汗の出ていない風邪を引いてらっしゃる方には
良いかも知れません。

ちなみに、習慣で
日本人は風邪を引くとお風呂に入らない。
アメリカ人は、湯船につかる。
と聞いたことがあります。

東洋医学で大事なのは、
同じ病名、症状でも個人により
処方、処置は異なるということです。

万人に効くものは、ありません。

個人でも症状、状態、年齢、季節など
により、答えは異なります。

ますます寒さが増して来ますので、
お体ご自愛ください。
青龍サコダ鍼灸治療院
 

2008年12月3日水曜日

冷えのお話

寒さが厳しくなって来ましたが、
今回は冷えのお話です。

冷え性の方にですが、
早くから厚着はお勧めできません。

急に寒くなり冷えないように
なさることは大切なのですが・・

たとえば、
夏から靴下や腹巻をして寝る方がおられます。
寒くなればなるほど着込まなくてはなりません。
「寒がり」を作ってしまってます。

寒い経験をすることで、
身体を自身の力で暖め、
冷えに強くなるようになります。

着込んで、冷え症を作ってしまっている
心当たりの方は、
冬至ごろまでは、昨年より少し
「冷えない程度に薄着で暖房控えめ」
を心がけて頂ければと思います。

無理して風邪を効きませんように~

冷房も同じで
近頃の子供たちは汗腺が少なくなっているそうです。

東洋医学での健康は自然に対応できているお体です。

夏と冬では、まるで違います。
夏は熱の発散がうまく出来るお体。
冬は、熱を逃さず冷えに強いお体。

体力の弱っている以外の方は
自然に対応できるお体を目指して頂ければと思います。

将来、体力で対応していた方が、
体力が低下してきたときに
四季の変化に順応できず、
様々な症状が現れる方がおられます。

体力のあるうちから、
自然に逆らわないお体にさせていると
生命力(氣)の燃費が良いお体となります。

年を重ねることへの対応する力となるでしょう。
青龍サコダ鍼灸治療院 迫田 敬一